ビーマップと読売テレビが共同で地域活性化プロジェクトをスタート

株式会社ビーマップとその子会社であるMMSマーケティングは、読売テレビと連携し、地域の消費を促進するための新しいプロジェクトを始めることを発表しました。このプロジェクトでは、高視聴率番組「秘密のケンミンSHOW極」を利用して、地元店舗の販促を支援し、地域活性化を図ることを目指しています。

高視聴率を誇る「秘密のケンミンSHOW極」に注目

ビーマップを率いる杉野文則氏が、今回のプロジェクトの概要を説明しました。ビーマップはこれまでに全国のスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストア向けの販促活動を展開し、多くの企業に採用されてきました。読売テレビは、人気番組「秘密のケンミンSHOW極」などを制作しており、地域との結びつきを大切にした放送政策を進めています。

新たに設立された読売中京FSホールディングス株式会社は、地域情報を発信し、地域の発展に貢献する企業としての役割を果たしています。今回のプロジェクトでは、地域の流通事業者が地元放送局にテレビスポット広告を提供し、対象エリアの消費を促進しようという試みが特徴です。

プロジェクトの狙いと背景

MMSマーケティングは、さまざまな業態の店舗を対象に、自社のアイドルやインフルエンサー、アーティストを起用したキャンペーンを展開してきました。これにより、販促の成果を上げることに成功しています。特に「秘密のケンミンSHOW極」は、高い視聴率を誇るため、放送された県や地域では通常の視聴率の倍以上を記録することもあるため、特に注目されています。

この番組を活用することで、より効果的な地域活性化が期待されます。各放送回で紹介された地域の流通業者との連携を強化し、エリア限定のインフォマーシャルを制作することで、視聴者に地域の魅力を伝えることが目指されます。さらに、地元放送局にとっても広告収入の向上が見込まれます。

実施時期と今後の展望

プロジェクトは2023年6月末から7月下旬にかけて最初の取り組みを行い、その効果を測定する予定です。成功が確認されれば、今後は他の地域への展開を視野に入れて、定期的に取り組みを行う計画です。また、市場の反応次第では、他のテレビ番組においても同様の施策を実施し、さらなる地域の活性化を図る構えです。

ビーマップは、アイドル・アーティストなどとのコラボレーションを通じ、地域に根ざした新たな活動を進めています。そして、鉄道会社との連携を視野に入れた「放送局＋鉄道＋流通」の新しいモデルを構築し、地域を盛り上げるための取り組みを続けていく意向です。これからの展開が非常に楽しみです。