奈良県立図書情報館20周年記念トーク「奈良を語る」
奈良県立図書情報館がこのたび開館20周年を迎え、記念イベントとして『奈良を語る』と題したトークを開催します。このイベントは、奈良の歴史や文化を深く知るための貴重な機会となること間違いなしです。
奈良の魅力を再発見するトークイベント
奈良は「大和は国のまほろば」と言われるように、古代から重要な国の中心地でした。現在、奈良県では「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録を目指しており、このタイミングでのトークイベントは、地域の歴史について皆で考える良い機会です。
イベントでは、奈良県知事の山下真さんと国際日本文化研究センター名誉教授の千田稔さんが「~日本のこころのふるさと~飛鳥・藤原の宮都」をテーマに対談を行います。これは、奈良の過去と未来についての知見を深める貴重な場です。
特別ゲストによる講談と表現
また、特別ゲストとして講談師の四代目玉田玉秀斎さんが登場します。彼は「飛鳥の大恩人」として知られる御井敬三を主人公とした講談を披露します。御井敬三は盲学校を経た後、漢方医として多くの患者を診ながら、飛鳥の自然や史跡を守る運動の先駆けとなった人物です。
講談に加え、アナウンサーの都築由美さんが関連作品を朗読し、映像作家の保山耕一さんが撮り下ろしの作品を上映します。このように、さまざまな表現方法を通じて、奈良の魅力を再認識することができます。
知識の重要性と地域社会への貢献
図書館は、知識や情報を収集し保存し、必要な人々に提供することで文化活動を支える役割があります。今回のトークでは、現代に生きる私たちが取り組むべき課題、すなわち「貴重な遺産の保存」と「地域の歴史や文化の継承」についても議論されます。
このイベントは、奈良県立図書情報館の20年間の歴史を振り返りながら、新たな地域の文化活動を促進する重要なステップとなります。
イベントの詳細
- - 日時:2025年11月3日(月曜祝日)14:00~16:00
- - 場所:奈良県立図書情報館
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000
- - 参加費:無料(定員100人、要申込、先着順)
- - 申込開始:2025年10月7日(火)9:00~
(詳細な申し込み方法については、
公式サイトをご覧ください)
このトークイベントに参加することで、奈良の豊かな歴史と文化に触れることができ、新たな知見を得られることでしょう。皆様の参加をお待ちしています。