新アニメ『地球のラテール』が切り開く生物多様性の学び

2025年の9月5日、NHK Eテレでスタートする新作アニメ『地球のラテール』が話題になっています。このアニメは、生物多様性を楽しく学ぶことを目的としており、まさに視聴者に新たな視点を提供する作品です。全5話から成り、毎週金曜日の午後6時40分から放送されます。興味深いのは、アニメの中で描かれる冒険物語が、豪華キャストによって表現されるところ。主人公ラテールを演じるのは田村ゆかりさん、そしてカナデ役には谷江玲音さんがキャスティングされています。

アニメの中でカナデが出会う多様ないきものたちを演じるのは名塚佳織さん、猪股慧士さん、七海ひろきさんなど、豪華キャストが揃いました。この強力なキャストが織り成すストーリーに期待が高まります。

主題歌『地球のオーケストラ』の魅力

アニメの主題歌『地球のオーケストラ』には、アースセイバーズと呼ばれる子供たちが参加しており、これもこの作品の大きな魅力の一つです。この楽曲は、音楽プロデューサーの野崎良太氏が手掛けたもの。彼は国内外での実績を持ち、躍動感あふれる生演奏と優雅さを融合させた作品を届けています。

歌詞には、自然を取り戻すというメッセージが込められており、非常に分かりやすく心に響く内容。また、透明感のあるピアノとバイオリンの旋律が、子供たちの愛らしいハーモニーを包み込み、誰もが思わず口ずさみたくなるような魅力を持っています。

楽しさ満点の『地軸ダンス』

また、主題歌に合わせたダンスにも注目です。振付師・ぶんけい氏によるその名も『地軸ダンス』は、地球の傾きを体全体で表現する振付です。特に、地球の傾き23.4度をイメージした決めポーズが特徴的で、見ている人々を一体感で包み込むことができます。

このダンスは子供たちが真似しやすいだけでなく、大人も巻き込むことができる構成になっており、家族で楽しむことができるイベントなどにもぴったりです。体で歌詞の意味を感じ取る手振りや軽快なステップが印象的で、観客とのインタラクションを促進します。

書籍『ラテールとアースセイバー』も注目

このアニメに関連して、同名の書籍『ラテールとアースセイバー〜絶滅危惧種が教えてくれること〜』も発売されます。作は高岸遥氏、絵はロマン・トマ氏が手掛けており、WWFジャパンの監修のもと生物多様性の重要性が描かれています。この書籍は2024年9月7日にリリースされ、絶滅危惧種の日に合わせた内容とされています。