「貝社員」が選挙啓発動画に登場
株式会社ディー・エル・イー(DLE)が、総務省とタッグを組み、アニメ『貝社員』を活用した新たな選挙啓発動画を制作しました。本動画の目的は、国民の政治意識を高め、投票に参加することの重要性を広めることです。
動画の狙いと内容
この啓発動画は、全国の選挙管理委員会や学校の授業、さらには選挙啓発イベントなど、さまざまな用途で活用されることを想定しています。登場する『貝社員』のキャラクターたちが、勤務先の会社内で開催される社長選挙を舞台に、選挙の重要性や投票のプロセスを楽しく解説します。
具体的には、小学校高学年の子供たちでも理解できるように工夫された内容となっており、アニメのキャラクターたちを通じて、視聴者に親しみやすい形で選挙の基本情報や投票の流れが伝わります。視聴後には、視聴者が実際に投票行動を起こすきっかけを提供することが目的です。
YouTubeでの動画はこちらから見ることができます。
DLEの挑戦
DLEは、エンターテインメントの力を利用して、社会課題の解決に取り組む姿勢を持っています。過去には多くのキャラクターコンテンツを展開し、観客に親しまれてきた『貝社員』を使うことで、軽妙で温かい雰囲気の中で選挙の重要性を伝える試みは、新たな形の社会貢献と言えるでしょう。
『貝社員』とは
『貝社員』は、2016年から放送が始まったショートアニメシリーズで、働く貝のキャラクターたちが職場での問題や社会に関する様々な課題をユーモアたっぷりに描いています。見た目はだらしなく見える貝社員たちですが、彼らのユニークなキャラクター設定やテンポの良いストーリー展開によって、多くの世代に愛されています。
選挙啓発動画では、この独特な世界観を活かしつつ、政治や選挙に対する意識を高める教育的な要素を取り入れています。将来の投票世代となる子供たちへ、早期から政治の重要性を教える良い機会になるでしょう。
DLEの企業概要
株式会社ディー・エル・イーは、東京に本社を置く総合エンターテインメントプロデュース企業です。多様なIPやキャラクターの開発を行い、幅広い事業を展開しています。2014年に東証マザーズに上場し、その後、東証一部、スタンダード市場へと移行しました。国際的な展開も進めており、2024年には新たな法人も設立予定です。
このように、DLEはエンターテインメントを通じて社会に貢献する姿勢を持ち続け、新たな企画や取り組みを今後も展開していくでしょう。