エル・システマ寄付
2025-10-31 13:44:14

エル・システマジャパンが社会課題解決プログラムに選出される

エル・システマジャパン、コモンズ投信から寄付を受ける



一般社団法人エル・システマジャパン(東京都千代田区、代表理事:菊川穣)が、コモンズ投信株式会社の「コモンズ・インパクトファンド~共創~」の寄付プログラム「コモれび」の第3回寄付先として選ばれ、71万2千円の寄付を受け取ることになりました。この寄付は、社会課題解決に貢献することを目的としており、特に「Well-beingにつながる親と子」をテーマにした支援が込められています。

寄付授与式とその意義



寄付授与式は、10月6日(木)にエル・システマジャパンの事務所で行われました。コモンズ投信と株式会社かんぽ生命の関係者が訪れ、今回の寄付がどのように行われるかについての直接の会話がありました。寄付先選定の際に、推薦者からは「音楽は障害による制約を越え、誰もが参加できる重要な活動」との声が寄せられ、エル・システマの理念と共感を得たことは、非常に意義深いと感じられました。

菊川代表理事は、「コモンズ投信の社員の方々からの温かい支援があることを心強く感じている」とし、今後もこのような温かいサポートを大切にしていきたいとの意向を示しました。一方で、かんぽ生命の社員たちには、演奏会への参加やボランティア活動を通じてエル・システマの活動に関わってもらえる可能性にも言及し、この機会を中心にさらなるつながりを築くことを希望しています。

寄付の使途と今後の展望



今回いただいた寄付は、音楽教育に関する活動に用いられ、特に音楽家や指導者に対する謝金や交通費、また音楽・福祉分野での経験を有するボランティアの交通費、そしてコーディネーターの人件費に充てられます。これは、子どもたちに対する音楽活動をさらに充実させるための重要な資金となります。

エル・システマジャパンは、音楽が持つ力を通じて、子どもたちが自信を取り戻し、自らの人生を切り開いていけるような取り組みを進めることを目指しています。また、彼らのビジョンである「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」に向けた活動を、今後も継続していくことを誓っています。私は、エル・システマジャパンの活動が、これからも多くの人々に関心を持ってもらえることを願っています。

団体の歴史と活動



エル・システマは、1975年に南米ベネズエラで始まった音楽教育プログラムで、貧困や治安の問題に困難を抱える子どもたちのために設立されました。日本では、東日本大震災の影響を受けた子どもたちが自信や尊厳を取り戻すために、2012年から活動を開始。その後、福島県相馬市をはじめ、岩手県、長野県、東京都、大阪府などへと広がりました。最近では児童養護施設でのバイオリン教室の実施なども行い、今後の活動拡大へとつなげています。

こうしてエル・システマジャパンは、音楽が人と人をつなぐ力を持つことを信じ、子どもたちにより良い未来を提供するべく、日々努力を続けています。これからも多くの人々にその活動を支援してもらえるよう、さらなる認知度向上に努める所存です。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: エル・システマ コモンズ投信 菊川穣

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。