新刊『初学者のための画像メディア工学』のご紹介
株式会社近代科学社から、新刊『初学者のための画像メディア工学』が2025年3月7日に発売されます。この本は、著者である田中賢一氏の豊富な専門知識を基に、画像技術の基礎から応用までを網羅した教科書です。特に初学者には最適な内容となっており、知識を深める第一歩として最適です。
書籍の概要
本書はB5判で172ページのボリュームを誇り、印刷版および電子版ともに一部カラーで提供されます。印刷版の定価は2,800円(税抜)で、電子版も同額です。ISBN番号は978-4-7649-0739-3(印刷版)、978-4-7649-6104-3(POD)となります。詳細な情報は公式ページ(
こちら)をご覧ください。
内容の特徴
本書では、印象派の絵画から始まり、画像の表現に関する基本的な理論を学びます。さらにテレビジョンのデジタル通信技術といった新しいトピックも取り上げ、最新の情報を提供しています。具体的には、以下のような内容が含まれています。
- - 第1章 画像工学の歴史的観点
- - 第2章 フーリエ変換の理論
- - 第3章 半導体素子に関する基礎知識
- - 第4章 画像入力デバイスの解説
- - 第5章 ディジタル放送の仕組み
この他にも、電子ディスプレイや画像処理の基礎、パターン認識に関する内容なども盛り込まれています。特に、CGやVRに関する最新の技術トピックも扱い、実践的な知識を得ることができます。
著者について
田中賢一氏は宮崎県出身で、工学博士を有する教育者です。これまで九州工業大学などで数々の講義を行い、現在は長崎総合科学大学で教授を務めています。氏の専門分野は画像処理や機械学習など多岐にわたり、その知識を本書に存分に活かしています。さらに、電子情報通信学会や映像情報メディア学会のメンバーでもあり、業界での実績も豊富です。
出版社について
近代科学社は、1959年に設立された専門書出版の老舗企業で、数学や情報科学を中心に広範な分野の専門書を提供しています。特に、デジタル技術を駆使した出版スタイルに取り組む近代科学社Digitalレーベルは、スピーディかつ持続可能な出版モデルを提案しています。出版の詳細や新しい展開については、公式サイト(
こちら)をご覧ください。
この『初学者のための画像メディア工学』は、画像技術に興味がある全ての方にとって、非常に有用な一冊となることでしょう。ぜひ、お手に取ってみてください。