坪倉康晴が初の写真集『夢幻』を発表
人気舞台俳優、坪倉康晴が彼の初の写真集となる『夢幻』を2025年7月14日に発売。これを記念して7月26日(土)に開催されたイベントには坪倉自身も登場し、作品へのこだわりやこれまでの道のりについてじっくり語りました。
坪倉は、舞台「魔法使いの約束」と「東京リベンジャーズ」で知られる実力派俳優。最近では舞台「青のミブロ」に主演し、その演技力が高く評価されています。「今回の写真集は、私の役者としての全てが詰まっている」と語る彼の言葉には、自信と誇りが滲んでいます。
初の試みと舞台上での達成感
「夢幻」では、坪倉自身が演じるキャラクターを通じて一つの物語を展開するという新たな試みがされています。彼は、写真集の制作を通じて味わった達成感について、「舞台でのお客様の反応と異なる、新たな喜びでした」と振り返りました。舞台のカーテンコールでは見られない、彼の様々な表情や感情が、この写真集には記録されています。
撮影地の選定と印象的なエピソード
撮影は地元の鳥取と、演劇に目覚めた東京で行われました。撮影の最中には、思わぬ天候の変化があったとのこと。坪倉は「急に晴れてくれた時は、本当に感激しました。自然の表情も重要なので、天候に恵まれたのは良い思い出です」と明かしました。特に気に入っているカットは、鳥取砂丘でのシーンで、鋭い視線をカメラに向けた一枚。彼自身が役者としての覚悟を示したシーンでもあり、自らの人生に重ね合わせて選んだと語ります。
ファミリーの支持と今後の目標
写真集を手にした家族からの反応についても語った坪倉。「喜んでくれたと思うんですが、特に反応はなかったですね(笑)。ただ、『見たい』と言ってくれたのが嬉しかったです。」と、家族からの温かいサポートを感じているようです。また、10月には自身が所属する劇団の公演「祈蛸異聞」で主演を務めることも発表され、その意気込みを語りました。「主演で目立つこと以上に、周りを活かして作品を作ることが大切だと思っています」と話し、役者としての成長を追求しています。
これからの成長を見据えて
坪倉は、自身の役者人生の中で「大きな目標はないが、目の前の課題に向き合い続けることが重要」と考えています。インタビューの中で、25歳を一つのボーダーラインとして設定し、今の自分に満足せずに常に成長を追求する姿勢が印象的でした。「次の舞台でも、責任を持って作品に貢献できるように努力を続けていきます。」と、未來に向けての意気込みも示しました。
ファンへの感謝のメッセージ
最後に、ファンへの感謝の言葉を述べた坪倉。「応援してくれる皆さんのおかげで、こうして役者を続けられています。これからも新たな挑戦を続けていくので、引き続き応援よろしくお願いいたします!」と、彼の熱い思いが会見場に響きました。
坪倉康晴の初の写真集『夢幻』は、全国の書店やネット書店で好評発売中。役者としての彼の成長の証が詰まった貴重な一冊をお見逃しなく!