京都の映画業界が誇る新たな学びの場
2025年11月、京都の誓願寺で「アジアシネマアカデミー京都」が新たに開校する。このアカデミーは映画ビジネスや演技の技術を本格的に学ぶことができ、多くの若者たちに新しい夢を提供することを目指している。アジアシネマアカデミー京都は、関西で初めての本格的な映画人養成塾であり、東京を越え、世界に通用する人材の輩出を目指している。
塾の開設背景
京都を拠点にする映画会社、株式会社キョウタスが主導するこのプロジェクトは、映画「フィリピンパブ嬢の社会学」や「道草キッチン」など、実績ある作品を手掛けてきた功績がある。アジアシネマアカデミー京都では、映像制作の企画・プロデュースクラスや俳優クラスが設けられ、受講生はさまざまな映画制作の技術やビジネスのノウハウを学ぶことができる。
教育内容
第一線のプロによる講義
アカデミーでは、映画業界の第一線で活躍するプロデューサー、監督、脚本家たちが直接指導にあたる。基礎知識をしっかりと身に付けた上で、実践的なスキルや考え方を深められる貴重な機会が提供される。この機会を通じて、受講生たちには業界の内情を直接体感しながら成長してもらうことを期待している。
相互の学び
「俳優クラス」と「企画・プロデュースクラス」の学生同士が互いに学べるシステムが設けられているため、多角的な視点から映画制作に向き合うことができる。この新たな学びの場は、受講生同士のネットワーク構築にも貢献し、国内外での今後のクリエイティブな活動に役立つだろう。
京都慣れ親しんだ場所での学び
授業が行われる誓願寺は、落語の発祥地でもあり、芸道上達の場としても知られている。この場所で学ぶことにより、静まり返った気持ちで学びの時間を充実させることができる。参加者には講師たちのプロの現場に触れる機会も用意されている。
ゲスト講師のラインナップ
一流の講師陣には、京都出身の映画監督や、広く知られるプロデューサーが名を連ねており、期待の高まる内容が詰まっている。一部を紹介すると、映画監督の谷口正晃、金子由里奈、上田誠、後藤美波などが参加し、豊かな経験を受講生にもたらす。特に総合プロデューサーの三谷一夫氏は、「国籍や場所の垣根なくアジアの視点でものづくりができる人材を育成したい」と語り、その意気込みを見せている。
エントリー情報
このスペシャルなプログラムへの参加エントリーは、2025年10月1日から10月25日まで受け付けられるため、興味のある方はぜひこのチャンスを逃さずに挑戦してほしい。公式ホームページやSNSもチェックし、最新情報を手に入れよう。公式サイトは
こちらから。
アジアシネマアカデミー京都の誕生により、京都を拠点とする映画産業の未来が大いに期待される。新しい映画の才能がどのように育まれていくのか、今後目が離せない。