開星中学校とTSKエンタープライズが教育とエンタメの連携を発表

開星中学校とTSKエンタープライズの事業連携協定

2025年9月16日、島根県松江市にある開星中学校・高等学校とTSKエンタープライズDC株式会社は、教育とエンターテインメントが連携する事業協定を締結しました。この取り組みは全国的にも珍しく、地域に根ざした新たな学びを創出し、未来の人材を育成することを目的としています。

教育×エンターテインメント

近年、学校教育においては「探究的な学び」や「主体的・対話的で深い学び」が重要視されています。これに対し、エンターテインメント業界との連携は、生徒たちの表現力や創造力の向上に貢献できる可能性があります。そのため、開星中学校とTSKエンタープライズはこの協定を通じて、教育とエンターテインメントを融合した新しい形の学びを提供し、地域社会に貢献していく考えです。

協定内容の詳細

この協定に基づき、両者は以下の取り組みを進めてまいります。

- エンターテインメント業界への貢献に関する教育・研修の連携
- 生徒の課外活動（実習・ワークショップなど）への協力
- 教職員と業界専門家の研修・交流
- 施設や設備の相互活用
- その他、双方の発展に寄与する取り組み

さらに、開星中学校では令和8年度から「芸能・エンタメコース」を新設し、エンターテインメント業界を志向する生徒の育成にも注力する予定です。

校長と社長の想い

学校法人大多和学園開星中学校・高等学校の校長である小山内仁氏は、「生徒一人ひとりの探求心や好奇心を育み、自身の良さを発見し、自己実現につなげたい。全国で輝くスターを育てることを目指しています」と述べています。

一方、TSKエンタープライズの代表取締役社長、野津富士男氏も、「教育の現場との連携を通じ、私たちの知識や技術を若い世代に還元できることを嬉しく思います。生徒たちの「なりたい自分」や「やりたいこと」をサポートし、地域のエンタメ文化を育てていきたい」と意気込みを語っています。

協定締結式の概要

協定式は、2025年9月16日の午後1時30分に開星中学校・高等学校で行われました。教育とエンターテインメントの二つの分野が手を組むこのプロジェクトは、どのように進展していくのか、今後の展開が期待されます。

学校・会社の概要

開星中学校・高等学校は1924年に設立され、品性の向上を図りながら社会に貢献する人材の育成を目指しています。一方、TSKエンタープライズDC株式会社は2006年に設立され、映像制作や広告代理業務を中心に活動しています。

この連携が実を結び、地域の教育とエンターテインメントが共に発展することに注目が集まっています。