渋谷区から始まるアニメ・声優クラブの新たな挑戦

新たな部活動改革への期待

東京都渋谷区に位置するアミューズメントメディア総合学院（AMG）が「部活動改革」に取り組む中学校において、新設の『アニメ・声優クラブ』を支援することが発表されました。このプロジェクトは、一般財団法人渋谷区スポーツ協会による、地域企業・団体との連携を促進する革新的な施策です。

AMGの教育理念

AMGは1994年の設立以来、「制作現場こそ、最高の教育現場である」という理念のもと、エンタテインメント業界の第一線で活躍できる即戦力人材を育成することに力を注いできました。これに沿って、今回のアニメ・声優クラブでは、2025年5月から全21回にわたる講座を提供します。講座内容は、アニメーション制作やアフレコの実習を中心に展開され、現場での実践的な学びを体験できる場となります。

シブヤ『部活動改革』プロジェクトの背景

部活動の運営が各学校だけで賄うのが困難になってきている中、文部科学省は2023年度に「地域クラブ活動」への移行を進めています。これに呼応して、渋谷区でも2021年11月に「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を発足。ダンスやフェンシング、デジタルクリエイティブなど多岐にわたる地域クラブを運営し、学校では実現しにくい新たな活動の場を提供しています。

新たに設立されたアニメ・声優クラブは、生徒の「やってみたい」という声に応える形で、専門の講師陣が運営する予定です。これにより、楽しく学びながら自分のやりたいことに挑戦できる環境が整います。