「いただきます」で心をつなぐ！お箸メーカーの映画制作プロジェクト

「いただきます」で心をつなぎたい！

老舗の竹のお箸メーカー、株式会社ヤマチクが「いただきます」をテーマにした短編映画の制作に乗り出しました。この映画は、2025年8月4日の「箸の日」に上映予定で、そのためのクラウドファンディングも開始されました。ヤマチクは、食卓に欠かせないお箸を通じて、日本独自の文化や精神性を伝えたいと考えています。

その背景とは？

近年、ネット上での「いただきます」をめぐる意見が物議を醸しています。「いただきます」を言う行為を「キモい」と表現する声がある一方で、この言葉の持つ深い意味を理解していない人も多いようです。ヤマチクは、単なる文化的な挨拶ではなく、「いただきます」が感謝の念を示し、命や人々への思いを込めた日本人の精神性を象徴する行為であると捉えています。

海外で「いただきます」を紹介した際には、「その言葉には何が込められているのか？」という反応をもらい、多くの感動を呼び起こしました。感謝の言葉としての「いただきます」が、日本の食文化や精神文化を表す重要な言葉であることを再認識しました。

心の分断を乗り越える映画制作

ネット上にあふれる否定的な意見とは対照的に、ヤマチクは「いただきます」が持つポジティブな側面に焦点を当てた映画を制作することを決意しました。この映画を通じて、人々の心の分断を乗り越え、感謝の念を広めたいと考えています。「いただきます」が持つ多層的な感謝の意味や、その美しい文化が伝わることを目指して、ヤマチクは制作に取り組んでいます。

映画概要と主要メンバー

この短編映画のタイトルは「いただきます」。監督は中川典彌で、主演には岡田蓮と村上美香が名を連ねています。岡田は、ABEMAの人気恋愛リアリティーショーで注目を浴びた若手俳優であり、村上は熊本県民テレビの元アナウンサーとして知られています。この二人が、家族の愛や日本の四季の美しさを描く作品を通じて、心に響く物語を紡ぐことを期待されています。

クラウドファンディングへの参加

プロジェクトの一環として、ヤマチクはクラウドファンディングを実施中です。目標金額は500万円で、期間は2023年5月16日から6月30日まで。支援を通じて、お箸と心のつながりを育む映画制作に参加できます。日本人が大切にしてきた感謝の心を世界に発信しようというこの挑戦への応援が求められています。

皆さんもこの映画を応援し、「いただきます」を世界共通語のように広める活動に参加しませんか？私たちの文化を共に守り、育む力を信じて、一緒にこのプロジェクトを成功に導きましょう。