斎藤歩の挑戦
2025-02-10 12:36:57

俳優斎藤歩が挑む、命の重さと芸術の融合を描くドキュメンタリー

HTB制作テレメンタリー『生ききる』の魅力



2025年2月23日(日)深夜1時45分から放送されるテレメンタリー2025『生ききる~俳優と妻の夜想曲~』は、斎藤歩という一人の俳優にスポットを当てた作品です。斎藤は60歳を迎え、北海道で演出家や脚本家としても活躍しています。彼が出身の北海道大学の演劇研究会から始まった演劇人生は、映画やテレビ、舞台と多岐にわたるもので、長年にわたり北海道の演劇界を支えてきました。

しかし、そんな彼の人生は2021年、尿管にがんが見つかることで大きく変わります。さらに2023年には「何もしなければ余命半年」と医師から宣告され、ステージ4の末期がんという辛い未来が待ち受けていました。それでも斎藤は舞台に立ち続け、彼の言葉には演劇に対する深い愛情が払拭されずに残っています。

芸術と病との葛藤



2024年、抗がん剤治療の副作用に苦しみながら彼は、「演劇は消えてなくなる仕事だ。見た人の記憶にしか残らない」と語ります。作品と自身が重なり合う不安を抱えながらも、彼はひたむきに新作舞台への情熱を燃やし続けます。舞台袖で苦痛を堪え、出番が来ると客には気取られずにスポットライトの下へ走る姿は、感動的であり同時に痛ましいものです。

そんな中、斎藤の病状が進んでいき、一人で生活するのが難しくなってきます。すると、妻に大きな舞台へのオファーが舞い込みます。彼女がかつて在籍していた劇団が30年ぶりに復活し、全国ツアーを展開することに。これが、夫婦にとっての大きな岐路になるのです。

夫婦の選択と愛



出演を決めると、妻は4ヶ月間札幌の家を離れることになります。斎藤には病気の影響で一人でいることが難しい状況がありますが、夫婦は互いを思いやりながら静かにその決断を話し合っていきます。重荷を背負いながら前を向く姿は、見ている者に深い感動をもたらすでしょう。

このドキュメンタリーは、単なる記録ではなく、愛と芸術、病と向き合う人々の真実を映し出しています。斎藤歩の強い意志と彼の妻との絆が、視聴者に大きなメッセージを伝えることでしょう。

番組情報



この感動の物語『生ききる~俳優と妻の夜想曲~』はHTBにて放送されます。詳細は以下の通りです:
  • - 番組名:テレメンタリー2025 「生ききる~俳優と妻の夜想曲~」
  • - 放送日時:2025年2月23日(日)深夜1時45分~深夜2時15分
  • - 出演者:斎藤歩、西田薫
  • - ナレーター:森さやか(HTBアナウンサー)
  • - 音楽:斎藤歩/チェロ演奏土田英順
  • - プロデューサー:後藤雄也
  • - 構成・取材・撮影:沼田博光

公式情報



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