『MEMORIES』公開30周年記念 4Kデジタルリマスター版を上映
大友克洋が原作・製作総指揮・監督を務めたアニメ映画『MEMORIES』が、公開から30周年を迎えるのを記念して、4Kデジタルリマスター版の全国上映が決定しました。この特別な上映は、11月28日(金)から2週間限定で行われます。
リバイバル上映プロジェクトの意義
本プロジェクトは、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks」が主催するリバイバル上映企画のひとつです。過去の名作を再びスクリーンで楽しむ機会を提供し、映画文化を未来へと継承することを目指しています。『MEMORIES』の魅力を新たな世代に伝える重要な機会となるでしょう。
入場者プレゼントの発表
今回の上映に際し、入場者には特製の「『MEMORIES』ポスタービジュアル銀塩ブロマイド」がプレゼントされることが明らかになりました。このブロマイドは、印象的なポスターを高品質の銀塩プリントで仕上げたもので、時間が経っても色褪せにくく、手元に「記憶」を残す特別な品です。上映の1週目と2週目で異なるビジュアルのものが配布されるため、ファン必見です。
4Kデジタルリマスター版の魅力
『MEMORIES』は、1995年に公開されたオムニバス形式のアニメ作品で、『AKIRA』の大友克洋がその魅力的なビジュアルとストーリーを手掛けています。本作は、以下の3話から成り立っています。
1.
「彼女の想いで」 2092年の宇宙で、帰還途中の宇宙飛行士たちが遭遇する幻想的な出来事を描いています。天才ソプラノ歌手が生み出した「幸せな思い出」の幻が織りなす物語。
2.
「最臭兵器」 新薬を服用したことで、周囲の生物を意識不明にさせる恐るべき兵器としての運命をたどるサラリーマンの物語。ブラックユーモアが光ります。
3.
「大砲の街」 移動砲台都市での日常を淡々と描写。大砲を撃つことだけが目的の住人たちの平凡な生活がどのように展開するのか。
全国74館での上映予定
上映は全国74の劇場で行われる予定で、具体的な劇場情報は次の通りです(順不同):
- - 札幌シネマフロンティア、MOVIX仙台、イオンシネマ高崎、池袋HUMAXシネマズなど各地で、お近くの劇場に立ち寄ってみてください。これにより、昔からのファンはもちろん、新しい観客にとっても『MEMORIES』の魅力が伝わる内容となっています。
映画情報と料金
『MEMORIES』4Kデジタルリマスター版は、2025年11月28日から12月12日まで上映されます。チケットは1600円均一で、各劇場にて取り扱いがありますが、限定数のためお早めに。特典は非売品で転売は禁止されていますので、注意してください。
『MEMORIES』の魅力を映画館でぜひ体感してください。これまで観たことがある方も、まだ観ていない方も、再びこの名作を楽しむ絶好のチャンスです。皆さんのご来場をお待ちしております。