1950～60年代の鉄道風景を綴る『回想の鐵路』が登場

1950～60年代の鉄道風景を新たに記録した『回想の鐵路』

イカロス出版株式会社は、2025年11月13日に写真集『回想の鐵路』を発刊します。この作品は、1950年代から60年代の日本の鉄道の姿を色鮮やかに映し出した貴重なコレクションです。大戦後の日本は、戦前の鉄道と新たな鉄道が共存する時代であり、まさに鉄道の黄金期でした。この時代に活躍した特急電車や蒸気機関車の姿を通じて、当時の鉄道ファンや興味を持つ方々を魅了する内容となっています。

1950～60年代の鉄道の魅力

1950年代から60年代は、日本の鉄道が大きく変化した時期であり、特に新たな特急列車の登場は多くの人々に期待を抱かせました。この時期、消えていく蒸気機関車や古い電車の姿は、懐かしさとともに新しい時代の幕開けを感じさせていました。『回想の鐵路』には、特に昭和30年代に撮影されたカラー写真が多数収録されており、当時の美しい風景と共に鉄道の実情を知ることができる貴重な資料となっています。

誰におすすめ？

この写真集は、鉄道愛好者や歴史に興味がある方々に最適な一冊です。新旧の鉄道の姿をそれぞれ体感できるだけでなく、特に鉄道の黄金期を振り返りたい方には最適です。古き良き時代の鉄道の魅力を感じることができる内容になっています。特に昭和30年代のカラー写真は、当時を知る人々や後世の人々にとって有意義な一冊となるでしょう。

書籍の詳細

この写真集には、以下のような内容が組み込まれています：

- 回想の彩色
- 国鉄・民鉄各種
- 蒸気機関車の列車
- 電気機関車・ディーゼル機関車
- 新幹線車両
- 気動車・民営鉄道
- 英国・セヴァン・ヴァレー鉄道

さらに、著者の岩沙克次氏が鉄道について寄せた言葉や各記事に詳しい解説も収められています。これにより、読者にも時代の流れや鉄道技術の進化を理解しやすくなっています。

著者紹介

岩沙克次氏は1939年に東京で生まれ、慶応義塾大学を卒業後、1962年に日本国有鉄道に入社。幅広い経歴を持ち、民営分割後にはJR貨物で要職を務めました。鉄道改革後も日本鉄道技術協会にて活動を続け、著作や編纂の分野でも多くの実績を残しています。写真集『回想の鐵路』では、その専門知識と情熱が込められています。