新刊タロット本が魅せる物語の世界とは？神秘的な78枚のカードを理解する新アプローチ

新刊『タロットに秘められた物語』が登場！

2025年5月21日に株式会社翔泳社から新たに発刊される書籍『タロットに秘められた物語愚者と旅をしながら、あなただけのストーリーを見つける』が、タロット愛好者だけでなく、初心者にも役立つ内容として注目されています。著者はアリソン・デイヴィス氏で、彼女のストーリーテリングの技術を駆使して、タロットカード78枚の魅力を物語として深く理解することを目指しています。

物語で学ぶタロットカードの魅力

タロットカードは78枚の中に、人生の教訓や運命を暗示するシンボルが詰まっていますが、その意味や解釈を記憶するのは一筋縄ではいきません。その点、本書は物語形式を採用することで、読者が各カードの本質を容易に把握できるように工夫されています。主人公「愚者」の冒険を通じて、さまざまな出会いや経験を描き出すことで、カードの背後にある意味が鮮やかに浮かび上がります。

大アルカナと小アルカナの探求

本書は大アルカナ22枚と小アルカナ56枚を一つの大きな物語として捉えています。

大アルカナ

- 愚者：主人公の「愚者」は物語の旅の導入役であり、彼の成長は読者にとっての共感を生む要素です。
- 太陽：希望の象徴とも言えるこのカードは、愚者の旅の中での幸運や喜びといったポジティブな面を示します。

小アルカナ

小アルカナでは、金貨、剣、聖杯、杖の4つのスートごとに異なる乙女や青年たちが登場し、彼らの喜びや悩みを通じてタロットの教訓がストーリーとして織り込まれています。これにより、各カードが持つ象徴や意味が自然に頭に入ってくる仕組みになっています。

使いやすいタロットガイドとして

本書は、ライダー・ウェイト・スミス版のデッキを活用して解説が行われています。タロットの基礎をしっかりと学べるだけでなく、占いの道具としても使いやすく、自分自身と対話をするためのヒントが得られる内容となっています。これからタロットを始める方にも、すでに親しんでいる方にも、視点を広げる好機となるでしょう。