映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』トークイベントが大盛況！

映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』トークイベントが開催

2023年4月20日、東京・銀座の「シネスイッチ銀座」で映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』のトークイベントが行われました。このイベントでは、現在78歳で芸歴6年目の最高齢若手芸人として注目される“おばあちゃん”が登壇し、自身の経験とともに映画の主人公である哲代さんの生き様に共感した思いを語りました。

78歳の芸人が語る哲代さんの生き方

イベントでは、おばあちゃんが『哲代さんと私は26歳差で、まるで親子のような年齢差です。この映画を観ると、自分のことと重なって感じる部分が多い』と語ります。彼女は38歳でステージ4の癌と診断され、8年間にわたり闘病生活を強いられました。その後、治療を終えた彼女は『やりたいことはなんでもやろう』という新たな意欲を持つようになったと言います。

さらに、おばあちゃんは「日記と家計簿は欠かさずつけている」と言い、日常生活における健康維持や生きがいについての工夫も披露しました。『老後を楽しく過ごすためには、自分の好きなことに注力し、くよくよしないことが大事』と力強く語る姿からは、前向きなエネルギーが感じられました。

新井教授が語る高齢者支援の重要性

また、トークイベントには新井康通教授も登壇しました。彼は高齢者の心構えやサポートの重要性について語り、『くよくよしないことが高齢者の共通した意見だ』と述べました。新井教授は、老後を充実させるためには日々のルーティンを確立し、それを楽しむことが大切だと強調しています。特に、創作活動や地域活動が高齢者の生活において大きな意義を持つことを紹介し、参加者に刺激を与えました。

人生100年時代をどう生きるか

登壇者たちは、老いることに対する考え方や、年齢を重ねてもなお自分らしく生きるための秘訣を披露しました。哲代さんは4月29日に105歳を迎える予定ですが、新井教授によると、『年齢を重ねたからといってできないことが増えても、心の持ちよう次第で明るく生活できる』のだそうです。

おばあちゃんと新井教授の生き生きとしたトークは、参加者に多くの笑いと感動をもたらしました。このイベントは、映画が伝えるメッセージだけでなく、老後の生き方についても新たな視点を提供する素晴らしい機会となりました。

最後に、映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』は全国で順次公開中です。哲代さんが実際の生活の中でどのように自分を励まし、前向きに生きているのかを描いたこの作品は、多くの人々に感動を与えることでしょう。ぜひ劇場でその姿を体験してみてください。

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