日本初の空港常設ミニシアター「ファミンチュシアター」
沖縄に位置する那覇空港は、2025年10月1日に新たなエンターテインメントスポット「ファミンチュシアター」を開設することが決定しました。この場所は、日本初となる空港内に常設されるミニシアターとして注目を浴びています。
このプロジェクトは、株式会社SAMANSAと有限会社チャオジャパントレーディングが共同で展開。ファミンチュシアターでは、沖縄を舞台にした作品や世界中から集められたショートフィルムが、毎月多彩なラインナップで上映されます。旅の合間やフライトの待ち時間に、短いながらも濃密な映画体験を提供することが目的です。
豊かなシネマ体験が待っている
「ファミンチュシアター」での上映作品は、沖縄の文化や風景と連動している短編映画が中心です。ここで鑑賞する映画は、旅をより一層充実させる役割を果たします。観光前のひと息入れや、移動の合間に映画の世界に没入してみてはいかがでしょうか。観客一人ひとりの心に残る“映画の旅”を提供することを目指しています。
上映予定作品(2025年10月)
具体的な上映作品も発表され、その中にはアカデミー賞にノミネートされた作品が含まれています。
1.
アカデミー賞3本立て(上映時間:62分)
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『ナイト・オブ・フォーチューン』 (23分43秒)
亡き妻に別れを告げるために来たカールと、同じ境遇のトーベンの心温まるストーリー。
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『サイレント・チャイルド』 (19分55秒)
聴覚障害を抱える少女リビーが、手話により変化を遂げる感動作。
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『赤いスーツケース』 (17分38秒)
恐れを抱えた少女の逃避行を描く社会派ドラマ。
2.
夏はゾクっとサスペンス3本立て(上映時間:64分)
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『マスター・マギー』 (21分31秒)
伝説の演技コーチのもとに訪れた無名俳優の驚きの展開。
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『グリッドロック』 (19分45秒)
渋滞での出来事が誘拐事件に発展するサスペンス。
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『ローン・ウルフ』 (23分44秒)
ラジオDJが受ける電話から始まる衝撃的な物語。
心の旅程の始まり
「ファミンチュシアター」では、短時間でも楽しめる作品が揃っており、鑑賞後には観光地を訪れたくなるような体験が得られるでしょう。このシアターは、「映画」をただの娯楽として捉えるのではなく、観客に新しい発見や感動を提供し、次に訪れる沖縄の旅をより意味のあるものにする場となることを目指しています。
この映画体験に興味がある方は、公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてください。世界中から集められた優れたショートフィルムが、あなたの旅に新たな感動を加えてくれること間違いなしです!
「ファミンチュシアター」の詳細
このエキサイティングなプロジェクトは、空港利用者にとって新しい出発点となるでしょう。映画を通じて心の旅を感じることができる「ファミンチュシアター」にぜひ足を運んでみてください。