『やきとり大吉』新FC制度導入で地域密着型店舗が拡大へ

ダイキチシステム株式会社は、2023年7月1日から新たに「地元でリース方式」というフランチャイズ（FC）制度を導入しました。これにより、独立して店舗を持ちたいと考える人たちに地元での開業機会を提供することを目指しています。日本全国に多くの店舗を持つ『やきとり大吉』は、この新しい試みを通じて、更なる事業拡大を図ろうとしています。

地元愛を大切にした新たな開業支援

「地元でリース方式」は、独立を希望する人が現在住んでいる地域や実家のある場所で事業を開始できる仕組みです。この取り組みは、育児や介護など様々な事情により地元を離れられない人々のニーズに応えるものとなっています。これまでのFC制度に比べ、開業時に出店地を自由に選べる点が大きな特徴です。

ダイキチシステムは、低資金での開業を支援するために、これまでにもリース方式やエリア指定リース方式を利用してきましたが、「地元でリース方式」は新たに出店場所の選択肢を広げました。独立希望者は、自身にとって愛着のある場所である地元の店舗を借り受けることができ、開業の夢を実現しやすくなります。

多様な出店方式を活かす『やきとり大吉』

ダイキチシステムは1977年に創業し、以来FC店舗を全国で約500店展開しています。地域密着型の焼鳥店として、多くのファンに愛されてきました。全店舗がFC方式で運営されているため、個々のオーナーは同社の確立した経営ノウハウを活かしながら、地域に根ざした事業を展開できます。

特に、現在の経営モデルは「生業商売に徹する」という理念のもと、長い運営実績を持っています。自社の店舗デザインを一新し、地元の皆さんに親しみを持ってもらえるような変化も進めています。そして、2030年には700店舗までの拡大を計画しています。

フランチャイズパッケージの利点

『やきとり大吉』のFCパッケージには、オーナーが少ない資金で開業できるよう「リース方式」を活用しています。具体的には、加盟金が99万円から可能で、3ヶ月間の研修を経て、白と木を基調とした新しい店舗デザインでの出店が行えます。また、安定した運営ができるよう毎月の固定額ロイヤリティでの対応も特徴です。

このように、リース方式は資金が限られている方々や、開業への意欲はあるが踏み出せない方々にとって大きな力となります。そして、代々愛されている焼き鳥という商材を扱う点も、長期にわたって店舗を継続するための要素となっています。

今後の展望

ダイキチシステムは「起業の夢をあと押し」とし、すべての人に「笑顔」を届けることをミッションに掲げています。新たなフランチャイズ制度の導入により、地域密着型の店舗展開にさらに磨きをかけ、広がるビジネスチャンスを捉えていくことでしょう。地域に根差し、愛される店舗作りを続ける『やきとり大吉』は、新しい時代のFCビジネスの可能性を示しています。

詳細や店舗情報については、公式サイトをご覧ください。