角川新書の新作
2025-02-10 11:32:39

2月の角川新書、社会問題を鋭く照らす3作品が登場!

株式会社KADOKAWAが2024年2月10日(月)、角川新書の新作3冊を発表します。近年の日本社会における重要なテーマを扱った作品が揃い、各界から注目を集めています。

1冊目は望月衣塑子著の『軍拡国家』。昨今、急速に進化する軍事技術や国際情勢の変化に伴い、5年間で43兆円の防衛費増が行われ、敵基地攻撃能力の取得が進んでいます。著者は、周辺国からの脅威が叫ばれる中、本当に平和に寄与するのかという疑問を投げかけます。長年、政治や防衛問題に関する取材を続けてきた著者自身の今回のレポートは、多面的な視点での考察がされており、洞察を深める一冊です。

次に菊地浩之著『財閥と学閥 三菱・三井・住友・安田、エリートの系図』。この作品では、特定の学歴を持つ人々が重用される「学閥」の実態に迫り、戦後の主要財閥におけるそれぞれの学閥の成り立ちを解明します。東大閥や京大閥、さらには現在の一橋大まで、これらの学閥はどのように影響を与えてきたのか知ることで、企業社会の複雑さが明らかになります。著者自身も、財閥研究の第一人者として非常に高い評価を受けています。

最後の作品は、野口悠紀雄著『終末格差 健康寿命と資産運用の残酷な事実』。人生100年時代と言われる現在、老後の生活には不安が伴います。医療や介護が必要な人とそうでない人では、老後にかかる費用に大きな差が生まれ、その準備が求められます。野口氏は、経済学の視点から、老後を幸せに過ごすための具体策について語ります。近年の物価高に伴い、その重要性は増すばかりです。

以上の3作品は、いずれも時代の変化に伴う課題を真摯に捉えた内容となっています。読み応えも抜群で、社会問題について考えるきっかけにもなるでしょう。ぜひ書店で手に取ってみてください。そして最新情報は、角川新書の公式Twitter(@kadokawashinsho)もぜひご覧ください。

各作品の詳細はPublisherが運営するウェブサイトにて公開されており、電子書籍としても入手可能です。注意として、地域によって発売日が前後する場合がありますので、あらかじめご了承ください。


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