新刊『すぐやる人』
2025-07-09 10:52:03

先延ばしグセを撃退!新刊『すぐやる人の頭の中』が発売

新刊『すぐやる人の頭の中』が登場!



2023年7月9日、ダイヤモンド社から話題の新刊『すぐやる人の頭の中』が発売されました。この本は、筑波大学の教育心理学教授である外山美樹氏が著し、モチベーションの専門家としての知見を基に、行動を変えるための科学的方法を提供しています。

先延ばしとモチベーションの関係


日々の生活において、周囲から「もっとやる気を出せばできる」と言われることも多いですが、実際には「やる気」に頼ることが必ずしも成功に繋がるわけではないと外山氏は指摘します。心理学の観点から見ると、やる気は限りあるもので、維持するのは非常に難しいというのが真実です。したがって、目標を設定する際には、自分自身の思考タイプに合った適切な行動計画を立てていくことが重要です。

思考タイプによるアプローチ


本書では、目標達成のために「獲得型」と「防御型」という二つの思考タイプが提案されています。「獲得型」とは、望む結果を追求する思考であり、「スリムになりたい」といったポジティブな目標を設定する人々を指します。一方、これに対して「防御型」は、望ましくない結果を避けようとする思考で、「太りたくない」といったネガティブな目標を持つ人々です。著者によると、これらのタイプによってモチベーションを引き出す方法が異なるため、正しく自己分析を行うことが大切です。

行動計画の重要性


外山氏は、行動計画を立てる際に、どのような思考スタイルであっても有効な戦略が存在することを強調します。獲得型の人は、ポジティブなアウトカムを想像しながら行動計画を策定することが効果的であり、防御型の人は逆に、リスクを避ける方策を考慮して計画を立てるべきだと述べています。このアプローチにより、これまで行動に移せなかった目標も実現可能となるのです。

目次に見る実践的な内容


本書の目次を見ると、読者が理解しやすい形で講義内容が整理されています。たとえば、以下の項目が挙げられます。
1. やらなきゃ」と思っているのに、行動を起こせないのはなぜ?
2. 三日坊主のあなたが1日目に決めておくべきこと
3. 勝手に行動がついてくる計画の立て方
4. 無意識の力で行動を活性化する
5. 進捗を味方にする心理的作戦
6. フォーカスを変えると、モチベーションが変わる
7. 誘惑に打ち勝つ

この後の講義では、モチベーションを管理し、長期的な目標に向けてどのように行動を継続するかの方法が詳述されています。

本書の読者対象


『すぐやる人の頭の中』は、仕事や勉強、ダイエットなど、さまざまな目標に向かって努力しているが、いつも先延ばしになってしまう人々に強くお勧めします。外山氏の提唱する心理学に基づいたアプローチを通じて、自らの行動を見直し、より充実した人生を手に入れるためのノウハウが詰まっています。

著者について


外山美樹氏は1973年生まれで、筑波大学大学院で心理学研究を行った後、現在は筑波大学で教授として教育心理学を教えています。『勉強する気はなぜ起こらないのか』など多数の著書があり、モチベーションについての研究が幅広く知られています。

この新刊『すぐやる人の頭の中』は、心の持ち方・考え方の重要性を再認識する一冊であり、自己改善を目指す全ての人に影響を与えることでしょう。是非手に取って、その読後感を体験してみてください。


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