中国で驚異的な支持を受けた感動映画『MUMU/不説活的愛』が、ついに日本でも上映されることが決まりました。主演は、韓国の人気男性アイドルグループEXOのメンバーとして知られるチャン・イーシン(レイ)。彼が演じるのは、聴覚障がいを持つ父親・シャオマーです。映画は、彼とその娘ムームーの絆と愛の物語を描いており、全世界で注目を集めています。
本作は、4月に中国で初めて公開されるやいなや、《初登場1位》を記録し、観る者の心を打つ温もりが詰まった作品であると絶賛されています。観客からは「感動して涙が止まらなかった」「もう一度観たい」といった声が寄せられており、幅広い年齢層から支持されています。
公式ウェブサイトで公開された本国版のビジュアルや予告編も見所です。ビジュアルは、シャオマーに背負われて喜ぶムームーの姿を捉えた《静かな愛ver.》と、父娘の温かい瞬間を映した《笑顔の力ver.》の2種類。これらは、映画がテーマにしている愛の深さを感じさせます。また、公開された予告は、父娘の厳しい運命を描写しており、感情的なクライマックスへの期待が高まります。
物語は、ムームーが父親シャオマーと共にろう者のコミュニティで生活するところから始まります。彼女は父とその仲間たちと共に穏やかな日々を過ごすが、母親シャオジンの突然の登場によって平穏な生活が一変します。母親は、ムームーを「聞こえる人々の世界」へ無理やり連れ出すことになりますが、その新しい環境での母親の愛情表現は彼女の心に響くことができません。物語が進むにつれて、ムームーは沈黙のなかにも愛が存在することを理解していくのです。
『MUMU/不説活的愛』は、シャー・モーが監督を務めた作品で、チャン・イーシンをはじめ、リー・ルオアン、ホアン・ヤオなどの共演者が出演しています。2025年に中国で公開され、全111分の上映時間です。
日本での上映は、2025年5月9日から15日までの1週間限定で、全国11館で行われることが決定しています。新宿ピカデリーやMOVIX亀有、MOVIX昭島などの劇場での上映が予定されており、チケットは各劇場の通常料金で販売されます。今回の上映は中国語&英語字幕版での提供となり、日本語字幕版はありませんのでご注意ください。
『MUMU/不説活的愛』を通じて、愛と家族の大切さを再確認する感動のひとときをお楽しみください。