2025年10月24日、山口慎太郎教授の新著『数字やデータのナゾをとく フェイクを見破れ!!』がJTBパブリッシングから発売されます。この本では、日常生活の中で目にする数多くのデータやグラフのトリックを明らかにし、正確な情報を見抜く力を養うことを目的としています。
背景
「塾に通っているから成績がいい」「平均点が高いので全員スゴい」など、世の中にはさまざまな主張がありますが、その裏には必ずしも真実が隠れているわけではありません。実際、多くの人がデータに基づいた根拠のない判断をしているのが現状です。このような思い込みを打破し、論理的思考を促すことが、本書の大きな趣旨です。
クイズ形式で学ぶ新感覚
本書では、著者の山口教授が提案するクイズ形式で各章が進められます。このスタイルは、読み手が実際に問題を解きながら楽しんで学ぶことを可能にします。特に、若い世代にとっては、数字やデータの重要性を軽視しがちですが、この本を通じてその重要性を再認識できるでしょう。
影響を受けた賢い若者たち
賢さ控えめの開成ボーイぎん太とその母親も、本書を絶賛しています。彼らの言葉を借りれば「本当に大切な勉強はこれ!」とのこと。彼らは、数字を正しく理解し、“自分で考える頭”を育てることこそが、末永く賢く生きるための鍵だと強調しています。
著者について
山口慎太郎教授は、東京大学大学院経済学研究科の教授であり、労働市場や家族の経済学を専門としています。内閣府の委員としても活動しており、経済や社会問題に関する多くの講演やコメントを行っています。その研究成果は広く評価されていおり、数々の賞を受賞しています。
書誌情報
「数字やデータのナゾをとく フェイクを見破れ!!」は、四六判で160ページ、定価は1,320円(税込)です。全国の書店やオンラインで購入可能で、情報化社会を生き抜くための必携の一冊と言えるでしょう。
本書を手に取ることで、ただ読み流すのではなく、数字やデータを正しく理解し、自分自身の考える力を養うことができるのです。ぜひ、来る10月24日には書店に足を運び、この新たな知識の扉を開いてみてはいかがでしょうか。