神谷明と「バビル2世」の出会い
2025年4月1日、ぴあ株式会社から新たな「バビル2世COMPLETE DVD BOOK vol.2」が発売されます。この作品は、神谷明が演じる主人公・古見浩一の冒険を追ったもので、彼の声優人生の出発点でもあった作品です。神谷はこの役柄を通じて、数々のレジェンド声優たちと出会い、貴重な経験を積んできました。
「バビル2世」の物語とその魅力
前作のvol.1では、地球に異星からやってきたバビルの子孫である古見浩一が、ロブロス、ポセイドン、ロデムという3人のしもべと共に、ヨミと呼ばれる悪の組織と壮絶な戦いを繰り広げました。vol.2では、さらにスリリングな展開が待っており、ヨミの攻撃が宇宙規模で展開される中、バビル2世がどう立ち向かうのか、目が離せません。
発売されるDVDには、第11話から第20話までが収録されており、物語の中でひりひりとした緊張感が持続します。特に、ウイルス兵器や隕石兵器など、宇宙の脅威が迫る中でのバビルたちの戦いは、見る者を引き込むことでしょう。特筆すべきは、バビル2世が罪を着せられたり、仲間同士で争いをさせられるなど、新たな展開が盛り込まれている点です。
神谷明の特別インタビュー
ブックレットには、神谷明自身のインタビュー後編も掲載されています。彼はこの作品について「運命的な出会い」だったと語り、劇団「テアトル・エコー」で出会った先輩声優たちの影響を受けたことを回想します。その中には、ルパン三世の山田康雄氏や、銭形警部の納谷悟朗氏など、多くの名優が名を連ねています。
「当時僕はまだ若く、皆の演技を見ているだけで新しい刺激を受けました」と神谷は振り返ります。特に、演じた少年役については「特にストレスを感じることはなかった」としつつも、先輩の技術に圧倒される瞬間があったと語っています。
声優仲間との交流と思い出
また、収録後には同世代の仲間たちと茶飲み友達となり、数々の楽しいエピソードも語られています。同僚声優たちとの絆は、進化し続ける声優人生の糧ともなっていることでしょう。神谷は、最近惜しまれつつ亡くなった声優たちにも触れ、「心に穴が空いてしまった」と思いを寄せました。彼の言葉からは、仲間や声優としての責任を深く感じる姿が垣間見えます。
まとめ
今回の「バビル2世COMPLETE DVD BOOK vol.2」は、ただのDVDだけではなく、神谷明の思い出や涙と共に語られる数々のエピソードを詰め込んだ価値あるアイテムです。全国の書店やネット書店で購入可能なこの作品は、ファン必見の内容です。ページをめくるたびに、彼の声優としての成長と、バビル2世の未知なる世界に触れることができるでしょう。この機会にぜひ手に入れて、神谷明の声優人生を辿ってみてください。