ケムリ研究室新作
2025-12-11 15:26:26

ケムリ研究室が新作『サボテンの微笑み』を2026年に上演決定

ケムリ研究室新作『サボテンの微笑み』が2026年に上演



劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(通称KERA)と俳優・緒川たまきが共同で運営する演劇ユニット「ケムリ研究室」が、2026年の3月から4月にかけて東京のシアタートラムで新作公演『サボテンの微笑み』を上演することが決定しました。これは、2020年に旗揚げ以来、継続的に作品を発表している彼らにとって期待される新たな挑戦です。

新作の内容とは


新たな公演のタイトル『サボテンの微笑み』も発表され、作品の詳細も公開されました。この作品は大正・昭和初期の日本を舞台に、兄妹が住む家を訪れる人々を描く物語で、これまでの作品同様、観客を引き込む独特の視点から紡がれています。特に、モダニズムの快活さを感じさせるビジュアルは観るものを惹きつけずにはいられません。

今回のビジュアルでは真っ白な背景に立つ緒川たまきと寄り添うサボテンが印象的で、その中から柔らかな世界観が滲み出ます。

ケムリ研究室のコメント


ケムリ研究室は、作り出す作品によって異なる感触をもたらしながら、これまで4回の公演を行ってきました。過去の作品は、一風変わったテーマとストーリーで多くの観客を魅了しました。今回の新作について、ケムリ研究室は「前作のような波瀾万丈な物語ではなく、生活者たちの小さな夢を描いた物語を作りたい」とコメントしています。人々の心の中で膨らんだり萎んだりする喜びや悲しみといった複雑な感情を、大正・昭和初期の優れた日本語を用いて表現する計画です。

演技派キャストの共演


新作のキャストには、主宰の緒川たまきをはじめ、初共演となる瀬戸康史、瀬戸さおり、清水伸、赤堀雅秋、萩原聖人、鈴木慶一といった多彩な俳優陣が揃います。彼らが少数精鋭で紡ぎ出す会話劇には目が離せません。特に、緒川たまきとともに出演する瀬戸康史は、近年映画『ドールハウス』や舞台『A Number』などでその演技力を発揮し、期待の高まる存在です。

公演スケジュールとチケット情報


東京公演は2026年3月29日から4月19日までの全25公演で、以降兵庫、豊橋、北九州、新潟を巡演します。チケットの一般販売は2026年2月14日から開始され、早期の購入を希望する方には、2025年12月19日からの先行受付も案内されています。チケット料金は平日が9,800円、土日が12,000円、さらにU-25や中高生割引も用意され、学生にも観劇しやすいプランが整っています。

お問い合わせと最新情報


この公演に関する最新情報やチケットの詳細は、公式サイトや各販売サイトで確認できます。ケムリ研究室が送る「ナイーブな人たちの小さな物語」にぜひ期待してください。全ての公演と情報はこちらからチェックできます。

新たな才能が集うケムリ研究室の新作『サボテンの微笑み』。あなたもぜひ観劇し、彼らの魅力的な世界に浸ってみてはいかがでしょうか。


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