感動のドキュメンタリー『ホワイトハンドコーラスNIPPON』が2025年公開！

2025年公開の感動ドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON』

一般社団法人El Sistema Connectと一般財団法人さわかみ財団が共同制作したドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON ～Brüderよろこびのウィーン～』が、2025年12月12日（金）からアップリンク吉祥寺にて上映されることが決定しました。この映画は、文部科学省選定作品でもあり、障がいの有無を超えた感動的な合唱を描いています。

作品についての概要

本作は、2021年12月に東京芸術劇場でのホワイトハンドコーラスNIPPONの公演をきっかけに生まれました。合唱団はプロのオーケストラと共にベートーヴェンの「第九」に挑戦し、ソプラノ歌手で芸術監督のコロンえりか氏の指導のもと、様々な背景を持つメンバーが共に音楽を奏でる姿を映し出しています。この“見える第九”は、単なる演奏に留まらず、参加者たちの心のつながりを感じさせるものでした。3年後の2024年には、ベートーヴェンが初演を行ったオーストリア・ウィーンでの公演も実施され、感動の瞬間が再現されました。

さらに、同時に行われた写真展「第九のきせき」では、写真家の田頭真理子氏による子どもたちの「手歌」をテーマにした作品が展示され、子どもたちの喜びや希望が映し出されています。楽器や声だけでなく、手の動きや身体全体での表現を通じて、音楽が持つ力を改めて認識させられる瞬間が展開されます。

スペシャルトークショーも開催

映画公開日の12月12日には、ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督であるコロンえりか氏、田頭真理子氏、そして本作の監督である池田圭佑氏によるスペシャルトークショーも予定されています。このトークショーでは、「誰も取り残さない社会」の実現に向けて音楽に挑む子どもたちの姿や、撮影の舞台裏、作品に対する熱い思いが語られる予定です。手話通訳も入るため、誰でも参加しやすい環境が整っています。

記者会見や囲み取材の案内

メディア関係者には取材の機会も提供されており、正確な時間は公開の1週間前に発表される予定です。また、フォトセッションや囲み取材の時間も設けられており、作品について特に深く掘り下げるチャンスがあります。詳細は公式サイトをチェックしてください。

さわかみ財団について

一般財団法人さわかみ財団は「より良い社会づくり」を理念に、文化や歴史、個人の物語を未来に繋げる活動を行っています。本映画もその一環として、次世代に音楽の力を伝えることを目的とした希望のドキュメンタリーです。

ホワイトハンドコーラスNIPPONについて

ホワイトハンドコーラスNIPPONは、障がいを持つ子どもたちを中心にしたインクルーシブな合唱団です。全ての子どもに開かれた仲間として、誰もが平等に音楽教育を受けることができる環境を提供しています。彼らの活動の根底には、ベネズエラの「エルシステマ」の理念があり、2023年にはキッズデザイン賞、2025年にはやなせたかし文化賞を受賞しています。

音楽の力で世界をつなぐ彼らの姿は、多くの人々に感動を与えることでしょう。映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON』の公開が待ち遠しいです。