日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025 受賞者決定
『日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025』と『日経クロステックが選ぶCTOオブ・ザ・イヤー2025』の受賞者が発表されました。これらの賞は、業界内で素晴らしい功績を残した最高情報責任者(CIO)、最高デジタル責任者(CDO)、および最高技術責任者(CTO)を評価するもので、今回は大賞と特別賞が設けられています。
CIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025 大賞受賞者
三菱マテリアルの板野則弘氏
CIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025の大賞は、三菱マテリアルの板野則弘氏が受賞しました。板野氏は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に対してトップダウンとボトムアップの両面から取り組んでおり、その成果が評価されました。特に、IT子会社の設立や現場の意欲的な人材支援によるDX推進は、企業の変革に大きく寄与していると見なされています。
特別賞受賞者
特別賞に選ばれたのは、日本取引所グループの田倉聡史氏と、みんなの銀行の宮本昌明氏です。田倉氏は、顧客に対する障害を受けた経験を生かし、徐々に「レジリエンス」に焦点を当てた株取引システム「arrowhead4.0」の開発を指導しました。宮本氏は、デジタルバンクの設立のみならず、システムの外販という新たな挑戦にも取り組んでおり、特別賞にふさわしい実績を残しています。
CTOオブ・ザ・イヤー2025 大賞受賞者
サイバーエージェントの長瀬慶重氏
CTOオブ・ザ・イヤー2025の大賞は、サイバーエージェントの長瀬慶重氏が受賞しました。長瀬氏は生成AIの可能性をいち早く見出し、その可能性を生かした事業の成長を促進。AIを活用した人事的改革にも注力しています。彼の取り組みは、次世代の技術とビジネス戦略を融合させた革新的なものであると評価されています。
特別賞受賞者
特別賞にはアルバックの清田淳也氏と日亜化学工業の成川幸男氏が選ばれました。清田氏は自身の強みを活かして様々な分野に挑戦し、技術の応用を進めています。一方、成川氏は光デバイス分野において、特にLEDや半導体レーザーの研究開発を重視し、業界の最前線を走り続けていると評価されています。
審査基準と今後の展望
これらの受賞者は、2025年の6月末から7月にかけて行われた選考審査を経て決定されました。審査は、ビジョンや事業創出、組織文化の改革、推進体制、そしてキャリアという5つの観点から行われ、特に過去の1年間で目立った活動が評価されました。これは、今後も重要な技術リーダーを育成し、企業のさらなる成長を促すための重要な取り組みとなります。
まとめ
『日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025』と『CTOオブ・ザ・イヤー2025』は、それぞれの役職での卓越した業績を称えるものであり、受賞者たちの今後の活動にも期待が寄せられます。テクノロジーとビジネスがクロスオーバーする未来において、彼らがどのように貢献していくのか、目が離せません。特に、板野氏と長瀬氏が中心となって推進するDXやAIの活用は、企業の形態を変える可能性を秘めています。
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