食べる楽器誕生
2025-07-25 13:46:32

世界初の食べられる楽器「オカリナモナカ」が誕生!音楽とお菓子の融合体験を体感しよう

世界初!吹けて食べられる楽器「オカリナモナカ」とは



新しいお菓子の形、それが「オカリナモナカ」です。有限会社春華堂と音楽の頂点を極めるヤマハ株式会社の共同作品として生まれたこのお菓子は、音楽と味覚の両方を楽しめる、まさに新時代の楽器と言えるでしょう。2025年8月24日から浜松市内の春華堂浜北工場にて、特別なワークショップが始まります。

音楽とお菓子の新体験


オカリナモナカの最大の特徴は、メロディーを奏でることができながらも、同時に食べることができるという点です。ヤマハの楽器設計技術と春華堂の菓子作りの技が見事に融合しました。この楽器は、調整可能な穴の位置や形状を持ち、音楽の楽しさを与えるだけでなく、食べることも可能という新しい試みです。ワークショップでは、参加者が自分だけのオカリナモナカを作り、完成したお菓子を使って合奏することができます。

ワークショップの概要


  • - 開催日: 2025年8月24日(日)より開始
  • - 実施時間: 10時30分〜12時30分
  • - 料金: 1名4,000円(税込)
  • - 場所: 春華堂 浜北工場「cacao lab.」
  • - 内容: オカリナモナカの作成と合奏、bean to barチョコレートの製作

ワークショップの予約は、2025年7月25日から開始されます。興味のある方は、春華堂にお電話(053-586-4567)にて予約をすることができます。また、詳細情報は8月上旬より公式HPで公開予定です。

開発の背景


実は、このオカリナモナカの開発は10年を超える年月にわたります。2015年、ヤマハの新規事業提案活動の一環でスタートしたこのプロジェクトは、様々な試行錯誤の末に実を結びました。当初は、モナカの型はできるものの、音が出ないという課題がありました。しかし、開発チームは困難を乗り越え、市場に新たな価値を提供するまでを実現しました。

  • - 2015年: ヤマハと春華堂の共同試作がスタート。1%の完成度。
  • - 2016年: 最中の型を使った試作で音が出るサンプルを成功。完成度10%。
  • - 2017年-2018年: さらなる課題に直面、コロナ禍で中断も。
  • - 2021年-2023年: 本格再始動。完成度50-60%。
  • - 2024年-2025年: ついに完成度100%へ。

浜松市に根付く文化


浜松市は「音楽の街」として名を馳せ、オカリナモナカはそこに新たな文化を生み出すものとなります。音楽に合わせて楽しむお菓子、そしてその製作過程を通じて「食育」と「職育」の実現に向けた新しい挑戦です。地域の特性を活かしたこのワークショップが、どれほど多くの人々に新しい価値を提供し、親しみやすい音楽を育んでいくのか、今から楽しみですね。ぜひ、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。


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