日本人クライマーがヒマラヤ「パンドラ」未踏ルートに挑戦！新写真集の発売

日本人クライマーの挑戦とその記録

合同会社フォレスト・リミットは、山岳写真家でありアルパインクライマーの高柳傑氏による初の単独写真集『Surface of PANDRA（パンドラへ到る）』を2025年7月24日（木）に刊行します。この本は、ネパール・ヒマラヤにそびえるパンドラ峰の未踏ルート、北東壁への挑戦を記録したものです。

未踏ルートへの挑戦

本書には、故谷口けい氏の意志を受け継いだ大石明弘氏と鈴木啓紀氏の3人の登山家が描かれています。彼らは数年をかけてこの壮大な計画を練り上げ、パンドラ峰の難易度に挑む姿を見せてくれました。高柳氏はこの挑戦に同行し、彼自身の視点からその過程を丹念に記録しています。ヒマラヤの厳しい環境の中で、どのように彼らが困難に立ち向かったのか、興味深い物語として描かれています。

写真集の魅力

『Surface of PANDRA』の写真は、高柳氏ならではの感性が光る作品ばかりです。登攀の過程でのドラマや、ヒマラヤの素晴らしい風景が収められています。これらの記録は、ただの山岳登攀の記録にとどまらず、彼らの挑戦から生まれた情熱や勇気を感じさせてくれます。ぜひこの写真集を手に取って、彼らの挑戦の軌跡を追体験していただきたいです。

「SIX SUMMITS」の活動

また、同社は『狂気山脈アニメ映画化プロジェクト』の一環として、「SIX SUMMITS」というリアルとフィクションを融合したクライミングチームを結成しています。このチームは、未踏峰への登頂や様々な挑戦を行っており、クライミングの魅力を広めています。アニメ映画『狂気山脈ネイキッド・ピーク』の主人公、浅間いのり専用アイスアックス「DREAMLAND」のプロトタイプも開発され、高柳氏がその監修を行いました。現地アタック時にはバージョン2が使用されたそうです。

まとめ

ヒマラヤ・パンドラの美しい峰々とその挑戦の痕跡を、ぜひ本書『Surface of PANDRA』を通じて感じていただきたいと思います。この本は、登山や写真、挑戦の物語に興味のある方には必携の一冊です。2080円（税込）という価格で、合計104ページの質の高い作品をお楽しみください。販売は合同会社フォレスト・リミットの公式ショップやAmazonなどで行われていますので、ぜひチェックしてみてください。