名盤『デュエット』初アナログ化
2025-08-06 12:56:33

登川誠仁&大城美佐子の名盤『デュエット』が初めてアナログ化!

登川誠仁&大城美佐子の名盤『デュエット』が初アナログ化!



沖縄民謡における巨星、登川誠仁と大城美佐子の夢のコラボレーション作品『デュエット』が、2025年12月6日に初めてアナログ盤としてリリースされます。このリリースは、レコードの日を記念しており、ファン待望の一枚といえるでしょう。

注目のポイント


今回のアナログ盤は、藤田正氏の監修のもと、特別に選曲され、詳細なライナーノートや歌詞・対訳が封入される予定です。また、オリジナルジャケット仕様という点もファンにとって嬉しい要素です。アナログレコードで聴くことで、より一層沖縄の文化や音楽の深みを感じることができるでしょう。アナログ盤化シリーズ第3弾として、登川誠仁の『スピリチュアル・ユニティ』(2021年)や、登川誠仁&知名定男の作品(2024年)に続きます。

夢の共演の背景


本作のレコーディングは、2012年に実現しました。当時、80歳の登川誠仁と76歳の大城美佐子が沖縄の歴史を歌い上げる様子は、まるで空を跳躍するかのようでした。二人が寄り添いながら力強い歌声を響かせたその瞬間は、多くのファンの記憶に鮮烈な印象を与えています。

特に、収録曲には沖縄民謡の名曲が揃い、カチャーシーの「谷茶前」や、沖縄のスタンダード「ナークニー〜山原汀間トゥー」などが含まれています。歌詞は即興の要素もあり、聴く人を魅了することでしょう。登川誠仁の遺作となったこのアルバムは、沖縄民謡の真髄を存分に伝える貴重な一枚として後世に残るべきです。

アーティストたちのプロフィール


登川誠仁


登川誠仁は、1932年に兵庫県に生まれ、沖縄に育った民謡の重鎮です。独学で音楽に親しみ、16歳で劇団に加わりました。琉球民謡協会の設立にも関わり、長いキャリアを持つ彼は、素晴らしい音楽を次世代に伝え続けました。数々のアルバムもリリースしており、沖縄民謡界の重要な存在です。

大城美佐子


一方、大城美佐子は1936年に大阪で生まれ、沖縄で育った民謡歌手です。1962年にデビューし、その美しい声は多くのファンを魅了しました。民謡界における重要な人物として、彼女も数多くの作品を残し、沖縄音楽の発展に寄与してきました。

最後に


『デュエット』という名盤がアナログ化されることは、沖縄民謡が持つ豊かな伝統を感じさせる素晴らしい機会です。このレコードを手に取り、二人の歌声に耳を傾けることで、沖縄の文化を感じる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。ファンはもちろん、沖縄民謡を初めて聴く方にも、ぜひお勧めしたい一枚です。


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