宝島社の疲労回復ウェアが大ヒットを記録!
宝島社が販売する「リカバリープロラボ」は、発売からわずか3年半でなんと累計実売85万着以上を販売し、注目を集めています。これは単なるウェアではなく、医療機器としての認証も受けている、疲労回復を目的とした商品です。責任者である天野真里花さんに、その成功の秘密と背景をお聞きしました。
書籍の編集者が生かす視点
天野さんは、元々雑誌の編集者としての経歴を持ち、宝島社の広告局や『InRed』編集部での業務を経て、現在はリカバリープロラボを責任者としてリードしています。彼女は「読者のニーズに応える服を作りたい」という強い思いを持っており、その取り組みが新たな市場を切り開く原動力となっています。
意外性が成功のカギ
宝島社が疲労回復ウェアを手掛けるという事実ははじめ多くの人にとって驚きでした。天野さんは、社名を隠して販売していた初期にバイヤーから「宝島社がやるって面白いね」との声を受けたことで、打ち出し方を変え、社名を前面に抑えずを書き換えたことが人を集める要因になったと語ります。この「出版社だから」という意外性が他社製品との差別化に繋がったのです。
読者の意見を反映したデザイン
製品開発の際、天野さんは読者の要望をしっかりと反映させることを重視しています。例えば、50代以上の女性向けに開発された疲労回復ウェアは、読者会「ミモザ会」との協力により、実際に体型やデザインについての意見が集められました。このように、実際の使用者のフィードバックを元に商品がつくられているため、高いニーズに応えられるのです。
付録づくりの経験
宝島社は、ファッション雑誌の付録をデザインすることで培った制作ノウハウを持っています。天野さんはその経験を生かしつつ、今まで一般に知られていなかった疲労回復ウェアの魅力を広める役目を担っています。「良い商品を多くの人に届けたい」という意識は宝島社の企業文化に深く根付いています。
売上よりも大事な思い
天野さんは、「もちろん売上も考えますが、それ以上に『良いものを広めたい』という気持ちがあります」と述べ、商品開発に取り組む姿勢を見せています。このような思いがあるからこそ、高品質で手が届く価格設定が実現できているのです。
今後の展望
「リカバリープロラボ」の商品は今後も多様なニーズに応え続ける必要があります。天野さんは「作り続ける」挑戦に向けて、新商品開発に力を入れ、顧客ニーズを常に反映させたり、通販展開を広げたりする意向を示しています。
自身の信念に基づいた挑戦が続く中で、「良いものを届ける」という編集者のマインドは、今後も変わらず宝島社の製品作りに息づいていくことでしょう。新たなフィールドでの活躍を期待しています。