現代の子供の誕生日祝いスタイルとその実態
2025年の子供の誕生日祝いに関する調査結果が発表され、家族と共に過ごす「自宅パーティー」が約70%と主流であることが明らかになりました。一方で、テーマパークや外食を含む「おでかけバースデー」も同じく約70%の人気を集めており、これらのスタイルは両立して行われることが多いようです。具体的には、「友達を招待しての誕生会」はわずか4.1%と少数派に留まっています。
自宅パーティーの魅力
自宅での誕生日パーティーでは、家庭の温かさを大切にしたお祝いスタイルが主流で、特に壁面装飾やイベント風のセッティングが目立っています。家庭の方々からの声を紹介すると、
- - 「おうち写真館のように飾り付けをして、オーダーメイドのアイシングクッキーと共にケーキを用意しました」(1歳・4歳・10歳の子持ちママ)
- - 「ピザやチキンを用意して、ビンゴ大会を開催しました」(9歳の男の子のパパ)と、パーティーを盛り上げるための工夫が伝わってきます。相手の子供には事前に部屋を飾る等の準備も行われ、サプライズ感を大切にする意向が伺えます。
おでかけバースデーの増加
「おでかけバースデー」の選択肢としては、外食やテーマパークが多く見られます。在宅パーティーに加えて、『外食』は32.5%、続いて『遊園地やテーマパーク』が29.7%の支持を受けています。具体的には、人気のレストラン(不二家、ブロンコビリーなど)やテーマパーク(ディズニー、USJなど)が挙げられ、多くの家庭が特別な場所でお祝いする傾向にあります。そんな中、親たちも誕生日特典や割引機会を活用し、記念日を盛り上げるための工夫を忘れません。例えば、特定のレストランでは誕生日に店員が写真を撮ってくれるサービスがあり、訪れた親がそのようなサービスを利用する様子も見られました。
家族との絆を深めるお祝い
調査からは、現代の子育て家庭が心に留めているのは、いかにして家族の絆を深めつつ、子供にとって特別な誕生日を演出するかという点です。自宅でのパーティーとお出かけのスタイルは、どちらも子供にとって思い出深い体験となっていることが分かります。そして、誕生日の際には、情報収集を怠らずに楽しい出来事を素材に体験する様子が浮かび上がってきます。
まとめ
この結果から、親たちはお祝いの仕方に多様性を持たせつつ、子供たちにとって記憶に残る瞬間をどのように作り上げるかを重要視していることが読み取れます。今後もこのトレンドがどう変化していくのか、楽しみなところです。
調査概要
- - 調査方法:インターネットアンケート
- - 対象者:「いこーよ」会員
- - 調査期間:2025年7月
- - サンプル数:421
「いこーよ」について
2008年よりサービスを開始した親子のお出かけ情報サイトで、全国に約9.9万件の施設に関する情報を提供中。子育て世代に広く親しまれているサービスです。
【いこーよファミリーラボ】
このラボは、子育てや教育、アウトドア市場のトレンドを独自に集計、分析しており、企業に対して価値あるデータを提供しています。
ぜひ今後の誕生日祝いがどのように進化するのか、一緒に見守りましょう!