テアトルアカデミーが贈る新たな舞台！「卸町ドリフターズ」仙台にて上演決定！

テアトルアカデミーの新しい舞台「卸町ドリフターズ」

2025年6月12日から15日まで、宮城県仙台市のせんだい演劇工房10-BOXにて、テアトルアカデミー主催の舞台「卸町ドリフターズ～Go To The Theater～」が上演されます。この公演は、演出家・菅野臣太朗氏が脚本と演出を手掛けるもので、演劇を通じて日本に元気を届けることを目的としたプロジェクトの第一弾です。

舞台の設定とストーリー

本作の舞台は、仙台市の卸町に実在する小劇場です。この劇場では、なんと同じ日に二つの演劇ユニットが小屋入りしてしまうという、前代未聞の事態が発生します。互いに譲ることのできない劇団員たちは、プライドと生存をかけた交渉を繰り広げ、劇場内は大騒動に陥ります。その様子は、まさに一触即発。限られた時間と空間の中で、どのように公演を無事に実現させるのか、観客はハラハラしながら見守ることになるでしょう。

約80分にわたるノンストップ・シチュエーションコメディは、予測不可能な展開が続き、観客を笑いと涙で包み込むこと間違いなしです。この劇が呼び起こす演劇への情熱について、どうぞ期待してください。

キャストの魅力

キャストは、オーディションを通じて選ばれた精鋭10人で構成されています。全国各地や海外からも集結した彼らは、テアトルアカデミーならではの強力なキャスティングです。特に注目すべきは、近年、オンライン稽古を経て演技力や表現力を身に付けた彼らが、実際の劇場空間でどのように化学反応を起こすのかという点です。この舞台では、音響・照明を一切使用せず、演员たちの演技だけで観客を引き込む新しい形の小劇場演劇が展開されます。

菅野臣太朗氏のコメント

菅野氏は今年で演劇と出会って35年。数多くの劇を上演し、初心を思い出させる作品を作ることが目標だと語ります。「小劇場に集まる演劇人たちが交わす熱い演劇論を描いた喜劇で、全ての大人に共通する普遍的なテーマも盛り込んでいます。忘れかけた大切なものを取り戻す旅が、観客にもお届けできればと思います」とのコメントが印象的です。