AIデータエコシステム
2026-05-13 13:22:30

Visual Bankとマイネットが共同でAIデータエコシステムを構築

Visual Bankが推進するAIデータエコシステム



Visual Bank株式会社が、株式会社マイネットとタッグを組んで新たなAIデータエコシステムの実証に乗り出すことが発表されました。このプロジェクトは、経済産業省及びNEDOが進める「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」の一環で、特にIP産業向けのAIデータ利活用を目指しています。

実証協力に至った背景


現在、AI開発現場では良質なデータが不足しており、特に漫画やアニメ、ゲームなどのIP産業においては、データホルダーとの間に大きな断絶があります。これが原因で、無断学習や権利侵害といった不正行為が横行しており、クリエイターの権利保護が求められています。Visual Bankとマイネットは、データの適切な取引環境を整えるために、AI実用データエコシステムを構築することを目指します。

プロジェクトの概要


本プロジェクトでは、Visual Bankがシステム開発をリードし、マイネットが厳格なデータ管理体制をもって協力します。両社の強みを生かすことで、権利関係が明確化された上で、実用性の高いAI開発用データ流通モデルの構築を図ります。

以下の三つのテーマで実証テストが行われます。

1. 基礎データセットの整備


これは、マイネットが保有するデータアセットを利用して、IP産業に特化したファインチューニング及び開発用の基本データセットを整備します。これにより、高品質なデータをAI開発に活かすことが可能となります。

2. データライブラリシステムの構築


データの収集や管理、提供を行う拠点となるデータライブラリシステムが構築されます。このシステムでは、厳格な利用規約やセキュリティ規定が策定され、IP権利者が安心してデータを預けられる環境が整います。

3. 健全なAI活用のモデル創出


マイネット社のデータを用いた検証を通じて、知的財産権を侵害しない健全なAI活用のモデルケースが創出されます。これにより、業界全体の信頼性が向上することが期待されます。

Visual Bankの展望


Visual Bankは、「あらゆるデータの可能性を解き放つ」をミッションに掲げて、AI開発力を最大化する次世代型データインフラの提供を目指しています。そして、漫画家が「もっと描きたい!」という願いをサポートするAI補助ツール『THE PEN』や、AI学習用データセット開発サービス『Qlean Dataset』など、様々なサービスを展開中です。

この取り組みを通じて、AI技術の発展とIP産業の健全な成長が促進されることに期待が寄せられています。Visual Bankとマイネットの連携が新しいデータエコシステムを生み出し、将来的なAI技術の進化に貢献することを目指しています。


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