百合ゲーアワード受賞作『リルヤとナツカ』の1周年を祝うレビューとセール情報

百合ゲーアワード受賞作『リルヤとナツカの純白な嘘』が片方の目の煌めきを放つ

ビジュアルノベルゲーム『リルヤとナツカの純白な嘘』は、株式会社ブシロードと株式会社フロントウイングラボの共同制作によって生まれ、ついにその1周年を迎えました。この喜ばしい機会に、著名な作家「れむれむ」や「綾加奈」からのレビューが寄せられ、一層の盛り上がりを見せています。

『リルヤとナツカ』とは？

この作品では女性キャラクターのみが登場し、彼女たちの間に交わされる複雑な感情を描いています。主人公は目の不自由な美少女画家・リルヤ。彼女の助手として活躍するのが元気な少女、夏夏です。二人は依頼者の心の闇を掘り下げ、彼らが望む以上の素晴らしい絵を描いていきます。作品には、恋愛、ミステリー、そして成長が散りばめられており、一筋の光明を感じさせます。

素晴らしいレビューの数々

れむれむによるレビュー

「れむれむ」は、殺伐百合アンソロジーの主催者であり、彼女のレビューは圧倒的な熱量を持っています。彼女は、ゲームが展開する「百合」と「ミステリー」の融合に対して感動を語り、作品の独自のストーリー展開や美しいビジュアルについて言及しています。特に、主人公たちが自発的に世界と関わりを持ち、自らの成長に繋がる姿勢に対しても高い評価を得ています。

「私はこういう百合が見たかった」と語る彼女の言葉は、本作の魅力を如実に表現しています。百合の中における新しいスタンダードを見出すことができるかもしれません。お姫様のリルヤと愛らしい助手・夏夏の関係は、見ているだけでも心を癒やされます。

綾加奈の視点

一方、百合小説家の「綾加奈」もこの作品を絶賛しました。浅生詠によって描かれた世界視観に「大丈夫、安心してプレイしてください」と述べ、視覚をテーマにした物語の美しさを強調しています。彼女は、切符先生の魅力的なイラストに心を奪われ、「絵が物語と一体化している」という新しい体験を提供する点に高い評価を与えています。

特に、「絵」という要素が物語の中心に据えられている点を挙げ、絵の背後に潜むメッセージに気づく楽しさを語っています。プレイヤーとしての個々の体験を尊重するデザインに魅せられ、彼女は「最高でした」と絶賛しています。