愛犬を守る新書
2025-07-18 12:07:42

愛犬を守るための「しくみ作り」を解説した新書が発売

愛する犬を守るための「しくみ作り」を徹底解説!



近年、飼い主の急逝や病気、入院などで愛犬が困難な状況に置かれるケースが増えています。飼い主の不在が犬にどのような影響を及ぼすのか、その問題意識を持つことは重要です。そうした現状を踏まえ、7月26日に出版される書籍『私が死んだあとも愛する犬を守る本』には、愛犬を守るための具体的な方法が盛り込まれています。本書は、富田園子さんが著ち、はしもとみおさんが絵を担当し、行政書士の磨田薫さんが監修を行いました。

飼い主が考えるべき「しくみ作り」とは



愛犬は家族同然の存在です。飼い主が何らかの理由で倒れた場合、愛犬たちはどうなるのか。それを考えた時、しっかりとした「しくみ作り」が必要です。本書では、飼い主が元気なうちから愛犬を守るための様々な方法が解説されています。

例えば、愛犬を託す相手の選び方や、遺産をどう使うか、また「遺言書」や「ペット信託」を利用して、愛犬とその飼育に必要な資金を信頼できる人に託す手続きなどが紹介されています。法的に有効な遺言書や契約書のリストも掲載されており、この仕組みを整えておくことで愛犬の将来に対する不安を軽減できます。

近年の社会問題を背景に



日本は2007年に超高齢社会を迎え、65歳以上の人口割合は2023年には29%に達しました。この現象に伴い、一人暮らしの高齢者が増え、飼い主亡き後のペットたちが行き場を失うケースが後を絶ちません。「もしも自分が急逝したら」という不安は、高齢者だけでなく、全てのペットの飼い主にとって共通の課題です。本書では、そうした問題に対してどのようにシステムを構築していくかを具体的に教えてくれます。

愛犬の世話を任せるために



愛犬を預ける人や施設が見つかった場合でも、その人がしっかりとお世話できるように、愛犬のデータをまとめた「うちの犬ノート」を作成することも大事です。本書には、犬の好物や特別なケアが必要な場合の情報などを記入するページも設けられており、いざという時に役立つこと間違いありません。

有名人インタビューも掲載



そして、本書には特別インタビューとして俳優の坂上忍さんが登場。彼が設立した犬猫保護ハウス「さかがみ家」や、老犬・老猫ホーム「terra-pa(テラパ)」といった活動内容に触れながら、ペットの終生飼養についての考えを語ってもらっています。坂上さんは、愛犬家の皆さんに向けたメッセージを通じて、愛犬とのより良い未来を描くヒントを提供してくれるでしょう。

まとめ



愛する犬を守るためには、飼い主自身が元気なうちに考え、行動することが必須です。本書を通じて、愛犬の未来を真剣に考え、準備するための具体的な知識を得ることができます。犬たちが絶対に路頭に迷うことがないよう、しっかりとしたしくみを整えましょう。


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