Youth Pride開催!
2025-06-16 15:30:20

「Youth Pride」初開催!ユース世代がつなぐ未来の可能性とは

東京レインボープライドが開催したYouth Pride



2025年に開催されるTokyo Prideのイベントとして、ユース世代を対象にした初のプライドイベント『Youth Pride』が実施されました。このイベントは、LGBTQ+の当事者や関心を持つ若者たちが集まり、自分自身を表現し、未来を考える機会を提供することを目的としています。

初の試みが大盛況



2023年6月14日と15日の2日間、WITH HARAJUKU HALLにおいて、1,300人を超える来場者が集まるという圧巻の光景が広がりました。この初開催の出来事には、多くの関係者や協賛団体が関わり、ユース世代に向けたメッセージを届ける場となりました。

中島幸乃の感謝の言葉


Youth Projectの代表である中島幸乃さんは、10代の頃からの夢を実現できたことを嬉しく思い、来場者たちの真剣な表情や楽しそうに交流する姿を見て、継続開催を目指そうと決意しました。彼女のメッセージには、未来に向けた希望が満ち溢れています。

ステージとブースの多様なプログラム



Youth Prideのドラマは、4つのテーマ「学ぶ」「働く」「暮らす」「遊ぶ」で展開されました。各セッションでは、LGBTQ+当事者が経験したリアルな声や専門家の意見がシェアされ、参加者は新たな気づきを得ることができました。

SECTION#1: 学びのセッション


初日、「学ぶ」のプログラムでは、日本のLGBTQ+の歴史や権利回復運動についての講義が行われました。性文化史研究者の三橋順子さんが、新宿二丁目の歴史を語り、グローバルな視点から北丸雄二さんが国際的な権利回復運動のトピックを掘り下げました。続く座談会では、若い世代のリアルな声に触れ、教育の未来を共に考える場が提供されました。

SECTION#2: 働き方のプログラム


「働く」のセッションでは、LGBTQ+当事者の就職活動にフォーカスし、実際のピッチを通じて、企業に対しての意見が交わされました。参加者は自らの経験から職場環境の重要性を伝え、企業側も熱心に耳を傾けました。今回は、3人のユース世代が登壇し、彼らの心の声を届ける感動的な瞬間が生まれました。

ユース世代の未来を考える



2日目のプログラムでは、「暮らす」と「遊ぶ」をテーマにしたセッションが行われました。家庭や子育ての課題に直面するLGBTQ+の当事者として、YouTuberの「ふたりぱぱ」による視点から希望を発信しました。また、ファッションとメイクを通した表現の場として、パーソナルスタイルショーも成功裏に終了し、その盛り上がりはイベントのフィナーレを飾りました。

成人式の新しい形


「Youth Pride 成人式」のプログラムも開催され、自らを祝う新たなスタイルとして、参加者一人ひとりが自らの存在を認め合う場面が印象的でした。心温まるメッセージと共に、多くの若者たちが笑顔でランウェイを歩き、自身の「ありのまま」を祝う時間を共有しました。

終わりに



Youth Prideは、大盛況のうちに終了しましたが、参加者たちが感じた希望や想いは、未来のLGBTQ+コミュニティにとって大きな力となることでしょう。東京レインボープライドの取り組みは、性的指向や性自認に関わらず、誰もがより自分らしく生きられる世界の実現を目指しています。


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