お笑い芸人ユーチンが岐阜県山県市に就任
岐阜県山県市において、地域おこし協力隊員の任命式が10月1日に行われ、名古屋のお笑いコンビ「双六人間」のユーチンさんがその任に就任しました。ユーチンさんは、これまで培ってきた特技の大道芸と物真似を活かし、市の魅力を広く伝えていく活動を開始します。
サプライズを交えた任命式の様子
この辞令交付式には、山県市市長である林宏優氏が出席しました。ユーチンさんはまず宣誓書を読み上げ、その後、林市長から辞令を受け取りました。任命されたユーチンさんは、「大道芸などの特技を生かして山県市をPRしていきたい」と意気込みを表現しました。
また、ユーチンさんはサプライズとして、林市長の「キューブアート」を披露しました。これは400個の小さなキューブ型のパズルを使用した作品で、報道陣からは驚きの声が上がりました。ユーチンさんのユニークなセンスを感じさせる瞬間だったと言えるでしょう。
ユーチンさんの特技と地域への思い
さらに、式の進行中に、出席者から「何か披露できる芸は?」とリクエストが寄せられ、ユーチンさんは自身の得意芸「ゴム手袋割り」を披露しました。この芸は、顔に被せたゴム手袋を鼻息だけで10秒以内に割るというもので、笑いと拍手喝采を浴びました。ユーチンさんのパフォーマンスは、場の雰囲気を一変させ、皆の心を掴んだようです。
市長は、「岐阜県に山県市があることを、ぜひユーチンさんの力で広く発信してほしい」と期待を寄せています。特にSNSを活用した新たな情報発信の重要性を強調し、ユーチンさんに対し、笑いと魅力を合わせた発信を求めました。ユーチンさんの才能が、ファンや地域の方々にどのように響くのか、今後の活動が楽しみです。
忙しい初日
辞令交付式を終えたユーチンさんは、市役所内の幹部会でも同様に「ゴム手袋割り」を披露し、さらには各部署を回り得意の物真似を披露しました。市役所の職員たちを笑わせるその姿は、地域活性化への熱意を感じさせました。
ユーチンさんは、名古屋のNSC21期を経て2005年にデビューし、地域イベントや様々なステージで活躍しています。これからは岐阜県の「住みます芸人」として、地域おこし協力隊の活動を通じ、山県市の魅力を全国へと伝えていくことに意欲を燃やしています。彼のユニークなアプローチの数々が、地域への新たな風をもたらすに違いありません。
公式な情報は山県市のホームページやYAMAGATA BASEでも紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。