沖縄から生まれた感動の作品、ドキュメンタリードラマ映画『HAPPY SANDWICH〜幸せのサンドウィッチ〜』が、ついに東京・テアトル新宿で凱旋上映を果たします。この映画は、やんばる共和国が制作したもので、沖縄本島北部の生活風景と、地域の温かい人々の思いをさまざまな形で描いています。
映画の舞台は、沖縄のやんばる。この地で生まれるサンドウィッチは、観る人々が心に抱える思いを映し出します。食の楽しさと、その背後にある人々の関係や自然とのつながりを表現したこの作品は、ロードムービーとして観る者に感動を届けます。何を挟むのか、どのように人を想うのか、登場人物たちの行動は、観客それぞれにとっての「ハッピーサンドウィッチ」を考えさせることでしょう。
2023年に沖縄で公開された本作は、国際的な映画祭での高評価を受け、ハワイ、サンパウロ、ボリビア、ペルー、イタリア、スペインなど、19の国や地域を巡る旅を経て、多くの人々に愛されてきました。国ごとの郷土愛や郷土料理に触れる中で、私たち日本人、特に沖縄の人々が失いかけている「何か」があるというテーマが浮かび上がります。戦後80年の中で、我々が再確認すべきことは何かという問いかけが、映画を通じて強く感じられます。
現代社会において、効率性や利便性が求められる中で、見落とされがちな大切なこと。『HAPPY SANDWICH』は、観客に自分自身の価値観を見つめ直し、「暮らし」や「幸せ」について考える機会を提供します。この映画を観ることで、見る人それぞれが新たな視点を得られることを願っています。
この凱旋上映では、多くの方々に是非足を運んでいただきたい作品です。特に食と暮らしをテーマにしたメディア関係者や飲食業界の方々には、この映画を通じて日本の「食」と「暮らし」の未来について共に考え、話し合う貴重なきっかけとしていただければ幸いです。
映画『HAPPY SANDWICH〜幸せのサンドウィッチ〜』の東京上映は、2025年6月20日から2週間テアトル新宿で行われます。公開初日には、舞台挨拶も予定されていますので、この多彩な作品を体験にぜひ劇場へお越しください。
さらに、映画の大阪上映も予定されており、テアトル梅田で2025年7月11日から1週間予定されています。ぜひ、多くの方に沖縄の美しさとその文化を感じていただき、食を通じた人間関係を再認識する機会にしてほしいと思います。
やんばる共和国は、沖縄の豊かな自然と文化の魅力を国内外に発信する映像制作会社です。『HAPPY SANDWICH』を通じて、沖縄の本当の姿とその文化が、映画界で広まることを期待しています。