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くどうれいんと染野太朗が描く恋の短歌集『恋のすべて』が書籍化！

作家・くどうれいんと歌人・染野太朗という、文字と声の二人が組み合わせた短歌の世界が数ヶ月の時を経て書籍『恋のすべて』となって到来します。彼らが共に手がけた短歌連載が雑誌『Numero TOKYO』で好評を博し、このたび新たに書き下ろしを多数収めた一冊として出版されることが決定しました。発売日が近づくにつれ、ファンの期待が高まっています。

シンプルだけど深い印象

短歌は一般には難しいとされることもありますが、くどうれいんと染野の短歌はシンプルながらその言葉の奥に広がる情景が豊かです。「素晴らしすぎて、恋の歌を引退しそうになった」と称賛した俵万智も思わずのけ反るほど、彼らの言葉には生の息づかいが感じられ、音や匂い、湿度すらも感じさせます。まるで映画を観るような感覚で楽しめるこの短歌集は、短歌初心者でも安心して手に取れます。

「恋」をテーマにした多彩な短歌

本書にはデートや日常の瞬間を舞台にした様々な恋物語が描かれています。「ふれる」「クリスマス」「海」など、誰もが共感する瞬間がしっかりとした言葉で描写され、触れ合う恋や切ない恋といった多様な感情が楽しめます。また、テーマごとに厳選された短歌は毎日一首ずつ楽しめるスタイルでも読めるため、忙しい日常にピッタリの一冊となっています。

期待される書き下ろしの新作たち

この本には二人が特別に描き下ろした新作も収録されています。くどうれいんの短歌『川面』や染野太郎の『蛍』など、感動的でありながら新鮮さを感じられる内容が揃いました。また、喫茶店で即興で詠んだ短歌のコーナーもあり、二人の独特なやり取りやその場の空気感を楽しむことができます。

良質な装丁

装丁は引き続き、グラフィックデザイナー北岡誠吾が担当しています。彼は短歌のメッセージを丁寧に読み込み、そのデザインに落とし込むことで、より多くの人々に短歌の魅力を広めています。信頼のおける彼の手によって、作品は視覚的にも楽しめるものとなるでしょう。

実際のイベントを開催予定

本書の発売に伴い、著者に直接会えるトークショーやサイン会も企画されています。9月21日と10月11日の東京・大阪でのイベントが予定されており、詳細は今後発表される予定です。読者との交流を楽しみにしている二人の熱意が伝わります。

書籍の情報

• - 書籍名: 恋のすべて
• - 著者: くどうれいん、染野太朗
• - 発売日: 2025年9月19日予定
• - 定価: 1,870円（本体1,700円＋税10%）
• - ISBN: 9784594101138
• - 体裁: 四六版
• - 出版社: 株式会社扶桑社

優れた短歌の数々を通じて恋の感情を感じることができるこの書籍『恋のすべて』。これからの秋の夜にぴったりの一冊として、注目を浴びることでしょう。ぜひ手に取って、その魅力を味わってみてください。

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