吉本実憂と塩田みうが織りなす短編映画『ABYSS』
アジア最大級の短編映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2025において、吉本実憂と塩田みうが主演を務める短編映画『ABYSS』が注目を集めています。この作品は「ライブアクション部門/ジャパン」にノミネートされ、映画祭の幕開けとなる5月28日にTAKANAWA GATEWAY CITYで開催されるオープニングセレモニーで特別上映される予定です。今回の映画祭には、審査員として岩井俊二監督や人気韓国俳優オ・マンソクも登場し、華やかなレッドカーペットセレモニーが行われます。
『ABYSS』のストーリーとキャストについて
『ABYSS』の舞台となるのはフューチャリスティックなロケーション、長崎県佐世保市の宇久島です。この作品は、詩(吉本実憂)と恋人の七(塩田みう)、そして武(工藤孝生)の3人が、命を奪った人間の後始末に奮闘する姿を描いています。彼らは森の奥へと進み、かつて武が幼少期に見たという「底のない穴」に死体を捨てるために旅を続けるのです。
全体を通して、孤独さと寄り添い合う人間関係が絶妙に表現された作品に仕上がっているようです。キャストたちのコメントからも、その深いテーマが感じ取れます。
吉本実憂のコメント
吉本実憂は「短編映画『ABYSS』がノミネートされたこと、大変光栄です。この作品は、私たち三人の若者の心の奥の深淵をテーマにしています」と語り、地域の皆さんの支援に感謝の意を表しています。
塩田みうのコメント
塩田みうもまた「制作に関わった皆様に感謝し、宇久島の自然に心地よい空気をもらいながら撮影しました。『ABYSS』では、孤独の感覚と共に寄り添う三人の姿をぜひ見届けてほしいです!」と、作品への情熱を語ります。
工藤孝生のコメント
工藤孝生は、「タケシという役を演じたことで、多くの感情を経験することができました。この映画を通じて静かですが、深い体験を得られたことに感謝しています」と述べ、作品に対する思いを強調しました。
監督・野上鉄晃の視点
監督の野上鉄晃は「短編映画を作る際に意識している映画祭にノミネートされ、感無量です。この作品は多くの人々の協力によって完成しました」と語り、多くの人々の支えに感謝の気持ちを表しました。
SSFF&ASIAとは
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)は、設定したテーマのもと国際的な短編映画を集結させ、多彩な作品を上映する映画祭です。俳優別所哲也が代表を務めており、各部門の優秀作品は翌年の米国アカデミー賞短編部門に推薦されています。2025年は「creative active generative」というテーマのもと、複数の会場で、多様な短編映画が評価される機会となっています。
おわりに
映画『ABYSS』はその内容の深さや、若手俳優たちの作品への想いから、公開が非常に楽しみな作品です。アジアの映画祭での挑戦を通じて、吉本実憂と塩田みうの今後の成長がますます期待されます。お見逃しなく!
公式情報は
こちらです。ぜひチェックしてみてください。