『ババヤガの夜』ダガー賞受賞記念トークイベント詳細
日本人作家として初めて英国推理作家協会のダガー賞翻訳部門を受賞した王谷晶氏とその作品を翻訳したサム・ベット氏が、8月15日(金)に行われるトークイベントに登壇することが決まりました。これは、王谷氏の受賞を祝うための特別なイベントで、2人の作家の視点から見た文学についての貴重な対話が楽しめる機会です。
イベントの概要
この記事では、肝心のイベント内容や参加方法、さらには王谷氏の作品『ババヤガの夜』について詳しくご紹介します。
トークイベントの詳細
- - 日程: 2025年8月15日(金)
- - 開演時間: 19:00(18:30開場、20:30終演予定)
- - 場所: 紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)
- - 参加料金:
- サイン本お渡し会チケット(100名限定): 2,300円(税込)
- 一般チケット: 1,500円(税込)
- - チケット販売開始: 2025年7月31日(木)10時より
- 購入場所: キノチケットカウンター新宿本店及びキノチケオンライン(
https://store.kinokuniya.co.jp/ticket/)
参加を希望される方は、早めのチケット購入をおすすめします。受賞後のトークイベントは、非常に人気を集めることが予想されており、サイン本お渡し会も早々に定員に達する可能性があります。
また、会場では特製Tシャツの販売も予定されており、ファンにはたまらないアイテムとなるでしょう。
王谷晶とは?
王谷晶氏は1981年生まれの作家で、多くの短編やエッセイを手掛けてきました。『ババヤガの夜』は、彼女にとって多くの注目を集める作品となりました。作品では、喧嘩好きの新道依子と暴力団の組長の娘との奇妙な関係が描かれ、物語の深層には強烈なサスペンスが潜んでいます。
特にその独特の物語構造は、二度読みを促す魅力を持っており、海外でも評価を得ています。
サム・ベットとは?
彼は1986年、アメリカのボストンで生まれた翻訳者兼小説家です。過去に多くの著名な日本の小説を英語に訳してきた実績を持ち、特に西洋読者に向けた翻訳の精度の高さが評価されています。彼の語る翻訳の秘密や、文化の壁を乗り越えるために心掛けていることについてもぜひお楽しみに。
作品『ババヤガの夜』について
『ババヤガの夜』は、繊細かつ強烈なストーリー展開が特長の作品です。本書では、異なる背景を持つ女性同士の関係が描かれ、読者はラストで待ち受ける衝撃的な展開に心を奪われることでしょう。
また、著作のイラストは寺田克也氏によるもので、作品の世界観をさらに引き立てています。この特製Tシャツも、イベント当日にぜひチェックしてみてください。
多くの文学ファンだけでなく、ミステリー愛好者にもたまらないこのイベント。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。