『語り薬帖』優秀企画
2025-10-07 12:55:05

京都映画企画市2025で優秀映画企画が決定!『語り薬帖』が豊かな想像力を引き出す

京都映画企画市2025で優秀映画企画が決定!



2025年度の第17回「京都映画企画市」が10月4日、京都市のハートピア京都で開催されました。この企画市は、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催し、京都府が共催するイベントです。開会の挨拶を担当した西脇隆俊知事は、京都から注目すべき映画作品が誕生することへの期待を語りました。

多くの応募の中から選ばれた『語り薬帖』



このコンテストでは、数多くの応募から選出された5つの企画がプレゼンテーションされました。厳正な審査の結果、緑茶麻悠と佐伯龍蔵による『語り薬帖』が優秀映画企画に輝きました。受賞作品には350万円相当のパイロット版映像制作の権利が付与され、撮影は京都の東映株式会社または松竹撮影所の協力を得て行われる予定です。

受賞者の緑茶氏は、「昨年のコンテストを見て、自分もこの舞台に立ちたいと強く思い、全力で企画を練りました」と述べ、また佐伯氏も「映画作りには熱意が不可欠ですが、現実的な予算なども考慮しながら進めていきます」と意気込みを示しました。

昨年度の受賞作『引かれ者の小唄』も注目の的に



当日のイベントでは、昨年度の優秀映画企画『引かれ者の小唄』のパイロット映像完成披露も行われ、多くの来場者がその映像に見入っていました。栗本慎介監督と脚本の島村隆氏が登壇し、制作の裏話や苦労話をシェアしました。濃厚な時代劇として仕上がった作品に、観客からの拍手が絶えませんでした。

このように、京都映画企画市は新しい才能を世に出す機会を提供し、過去の受賞者たちも活躍の場を広げています。特に、2016年度の優秀映画企画として制作された『黒の牛』は、国際共同製作を経て長編映画化され、さらには東京国際映画祭に上映されるまでに成長を遂げました。

今後の映画業界への期待



京都映画企画市で生まれた作品が観客にどのように受け入れられるか、映画業界全体が注目しています。特に『語り薬帖』にかける期待が大きく、これからの制作過程にも注視が集まります。京都の魅力を活かした作品作りが本格化する中、今後も目が離せないイベントとなることでしょう。

最終的には、優秀企画の中からどのような名作が生まれるのか、そしてそれが世界の映画祭でどのように評価されるのか。映画ファンとしては、今後の動向から目が離せません!


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