国際平和シンポジウム2025開催のご案内
2025年に向け、広島市で「核兵器廃絶への道~戦後80年、未来へつむぐ」というテーマの国際平和シンポジウムが開催されます。このイベントは、核軍縮の国際的な潮流を追求する重要な機会となっており、被爆地である広島・長崎の歴史を振り返りつつ、未来に向けての道筋を議論します。
シンポジウムの概要
- - 開催日: 2025年8月2日(土) 13:00~17:00
- - 会場: 広島国際会議場地下2階「ヒマワリ」
- - 入場: 無料(先着450名、事前申し込み不要)
このシンポジウムは、1995年から始まり、毎年、広島と長崎の地で行われてきました。今年の開催は、特に重要な年であり、米国による原爆投下から80年を迎えます。この歴史的な背景を考慮に入れ、参加者たちは核兵器の非人道的な影響に注目し、未来への道筋を模索します。
充実したプログラム
シンポジウムは、オープニングから始まり、広島市長や長崎市長による挨拶、被爆ピアノの演奏を挟みつつ各部に渡り、多くの専門家が登壇します。アレクサンダー・クメント氏など、国際的な軍縮の専門家が基調講演を行い、核兵器を廃絶するための「人道イニシアチブ」について議論します。
また、被爆体験を持つ方々や関連する研究者によるパネル討論では、具体的な取り組みや意見が交わされます。特に、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の活動が注目され、過去の教訓を未来にどう活かすかに焦点が当てられます。
共著出版と継承の重要性
シンポジウムに登壇する原田小鈴さんとアリ・ビーザーさんの共著『「キノコ雲」の上と下の物語: 孫たちの葛藤と軌跡』も7月7日に出版され、当時の様子を孫たちの視点から描いています。この書籍は、過去の歴史が今の世代にどのように影響を与えるかを考える貴重な資料となっています。そして、直接被爆者の声を聞く機会が減る中、どう「継承」を進めていくべきかを議論する姿勢が求められます。
さらに、シンポジウムとは別に、記者サロン「被爆者に聞きたかったこと」もネット配信され、過去の体験がどう未来に繋がるのかが広く議論される予定です。これは、核兵器廃絶のための重要な一歩となるでしょう。
メディアでの特集
シンポジウムの模様は、朝日新聞の紙面やデジタル版、「核といのちを考える」特集で紹介されるほか、朝日新聞ポッドキャストや記者サロンにて配信され、より多くの人々に核問題が伝えられます。この活動を通じて、多くの方々が核兵器廃絶への思いを共にすることが期待されます。
シンポジウムを通じて、未来を担う世代が核の問題を理解し、自ら行動に移していくための大切な機会となることを願います。