詩森ろばが新演出を手掛ける『樫の木坂四姉妹』が再演！

夏の川企画『樫の木坂四姉妹』再演決定！

2025年10月と11月、詩森ろばさんの新演出による劇『樫の木坂四姉妹』が、新宿シアターモリエールと大阪市立芸術創造館にて再演されます。これは、長崎で被爆した姉妹の物語で、初演から15年の時を経て、再びそのメッセージを届ける特別な機会です。

公演概要

- 東京公演

日時: 2025年10月24日(金)〜26日(日)
会場: 新宿シアターモリエール
料金: 一般6,000円 (夜割で5,500円)

- 大阪公演

日時: 2025年10月31日(金)〜11月2日(日)
会場: 大阪市立芸術創造館
料金: 一般5,000円 (割引あり)

公演期間中、『樫の木坂四姉妹』の特設サイトでは、詳細な情報やチケット購入リンクが案内されていますので、ぜひチェックしてください。

作品について

『樫の木坂四姉妹』は、1945年8月9日、長崎に原爆が投下されるまでの姉妹の生活を描いています。坂道の途中の葦葉家で賑やかに過ごしていた彼女たちの生活が、あの日を境にどのように変わってしまったのかを物語ります。物語は、戦後55年後の2000年から始まります。生き残った姉妹が、過去とどのように向き合い、どのように生きてきたのかが描かれ、普遍的なテーマが観客に深い感動をもたらします。

この舞台は、詩森ろば氏による新たな演出で再構築され、初演とは異なるアプローチがなされています。彼女は、劇作家や演出家として、独自の視点で歴史的な題材や社会問題について深く掘り下げることで知られています。特に2018年以降は、様々な分野に挑戦し続けており、その著名な功績の一つに映画「新聞記者」があり、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞しました。

夏の川企画とは

『樫の木坂四姉妹』を手掛ける夏の川企画は、龍宝裕子によって2012年に設立された演劇プロデュースユニットです。『樫の木坂四姉妹』を含む多彩な作品を通して、家族や老いをテーマにしたストーリーを上演しています。

出演者とスタッフ

本作に出演するキャストも豪華です。龍宝裕子さんや山本郁子さん、その他の個性的な俳優たちが集結し、詩森ろばさんの演出のもと、強いメッセージを持つ作品を共に作り上げています。美術や照明、音響など、各専門家も参加し、舞台全体を彩ります。

この機会に、長崎の姉妹たちの物語に触れてみてはいかがでしょうか。普遍的なテーマが心に響く『樫の木坂四姉妹』、観る者すべてに深い印象を与えるこの作品、ぜひ劇場で体験してください。