新たな淡水魚図鑑
2025-07-18 12:00:52

淡水魚の魅力を再発見!『山溪ハンディ図鑑 日本の淡水魚 第4版』が登場

日本の淡水魚を理解するための新たな一冊



2025年7月18日に刊行された『山溪ハンディ図鑑 日本の淡水魚 第4版』が、淡水魚ファンからの注目を浴びています。この最新版では、新たに24種の淡水魚が追加され、総掲載数は335種を超え、ますます充実した内容となりました。今回のリニューアルは、昨年改訂された第3版の後継として、多くのファンの期待に応えるものです。

新たに加わった淡水魚たち



この第4版では、近年発見されたミナミスナヤツメやシーサーハゼのような新種に加え、テッポウウオやニューギニアウナギといった生息範囲が拡大した種も紹介されています。また、シルバーアロワナやロングイヤーサンフィッシュといった新規の国外外来種、さらにはアカエイやサッパなどの汽水魚も新たに追加されており、淡水魚の生態系に対する理解を深める手助けをしています。

内容の充実度



第4版には、最新の情報が反映されており、和名や学名の更新、外来種の侵入状況、ならびにその分布の変更などが詳しく解説されています。これらの情報は、2025年5月時点のデータを基にしています。特に日本の淡水魚を取り巻く環境の変化を反映したこの図鑑は、研究者から一般ファンに至るまで広く利用されています。

新しいコラムと再編



さらに巻頭部分が刷新され、新設されたコラムも含めて、淡水魚についてより深く知ることができる内容に仕上がっています。「日本の淡水魚ことはじめ」というテーマは、初心者にも分かりやすい情報を提供しており、新たに5つのコラムが設けられているため、淡水魚の魅力を多角的に感じることができます。これにより、更なる魚類の世界への興味を引き出す内容となっています。

書籍の詳細について



『山溪ハンディ図鑑 日本の淡水魚 第4版』は、監修者の細谷和海氏をはじめとする専門家たちによって支えられています。写真は内山りゅう氏のもので、美しいビジュアルが愛好家たちの心をつかむことでしょう。また、解説を行うのは藤田朝彦氏、川瀬成吾氏、井藤大樹氏を含む専門家たちです。

この書籍は584ページに及び、定価は4620円(本体4200円+税10%)で、A5変形判を採用。淡水魚の図鑑としては、手に取りやすく、持ち運びにも便利な仕様となっています。

まとめ



淡水魚を知ることは、環境に対する理解や生物多様性への関心を高める第一歩となります。『山溪ハンディ図鑑 日本の淡水魚 第4版』は、その確かな情報と美しいビジュアルで、多くの人々に淡水魚の世界を知ってもらうための力強いツールです。これからの季節、河川や湖でのフィッシュウォッチングをする際にも、ぜひ一冊手元に置きたい一品です。発売日に是非書店で手に取ってみてください。


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