映画『彼の瞳に映る僕』が10月17日全国公開
今秋、待望の映画『彼の瞳に映る僕』が全国の劇場で公開されます。23歳の若手監督石田瑞樹がメガホンを取ったこの作品は、商業映画の最年少監督として新たな歴史を刻むこととなります。彼の監督デビュー作から数えて3作品目となる本作は、青春や愛、葛藤をテーマにした物語です。
豪華キャスト陣
本作の主演には、ミュージカルや2.5次元舞台で活躍する北澤優駿と、モデル出身の増島拓実が名を連ねています。その他にもファッションモデルや女優として活躍する高井千帆や、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』に出演する冬野心央など、多彩なキャストが集結しました。
あらすじ
物語の主人公は、自身の性的指向を周囲に明かせない男子大学生です。「普通の恋愛」を求めながらも、心に抱える葛藤や劣等感に悩みます。ある日、ゼミの友人と意気投合し、思いもよらぬ恋が始まりますが、その先にはさまざまな壁が待ち受けています。果たして彼は、幼馴染の恋心と向き合いながら、自分自身とどう向き合って幸せを掴むのでしょうか。
この作品は、視聴者に「普通」という価値観や、誰もが持つ愛に対する理解を問いかけるものです。
監督の思い
石田監督は、本作の制作にあたって、特に「普通」という言葉に強いこだわりを持っています。彼は自身の体験を通じて、性的指向が異なることは特別なことではなく、誰もが“普通”に生きることの大切さを伝えたいと語っています。この作品を通じて、多様性への理解と共感が広がることを願っています。
映画公開に先立ち、各キャストからも本作への思いやキャラクターへの想いが寄せられています。例えば、主演の北澤優駿は、篠崎風吹という役柄を通じて自身の感情を重ね、登場人物たちの生き様が人々に勇気を与えることを願っています。また、増島拓実も自身のキャラクターを通じて本当の自分を見つける過程に寄り添ったと述べています。
主題歌と共に
さらに、本作の主題歌にはのんぴーが手掛けた「一色合切」が起用されています。この曲は、普通とは何か、個々の色が混ざりあったときに生まれる美しさを表現しています。
私たちの生活の中でも、自己のアイデンティティを見つけ出すことは決して易しいことではありません。しかし、本作を通じて少しでも多くの人が自分自身を受け入れ、自分らしく生きられるような一歩を踏み出すきっかけになればと思います。10月17日、全国公開が待ち遠しいですね。
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