高等教育DXアワード
2025-06-18 08:40:21

高等教育DXアワードが初開催!独創的な講義を募集

第1回 高等教育DXアワードの開催



高等教育におけるデジタル化の流れを加速するため、『第1回 高等教育DXアワード』が開催されます。このアワードは、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の支援を受け、デジタル技術や電子書籍をテーマにした全国的な取り組みとして位置づけられています。

アワードの主旨


このアワードは、高等教育の講義の現場において、デジタル技術を活用した教育方法や電子書籍の活用事例を広く募集するものです。目指すのは、独創的なアイデアをもとにした講義の実践例を通じて、教育の質を向上させること。そして、優秀な実践には賞状と副賞が贈呈され、受賞者はその名を高める機会を得ることとなります。

応募要項とスケジュール


参加対象は、大学や専門学校の教員(非常勤も可)やそのチームです。応募のテーマは、教育DXを積極的に取り入れ、著作権保護に基づいた優れた講義の実践例です。具体的な応募要件には、実践例の概要を500字以内で記載することや、使用した教材情報を含むことが求められます。

応募エントリーは2025年9月30日まで可能で、続いて報告資料の提出やファイナリスト発表が行われ、最終的に2026年1月12日に御茶ノ水で報告会と授賞式が実施されます。

審査基準


審査は以下の基準に基づいて行われます。独創性、教育効果、継続性、汎用性、そして著作権保護への配慮が評価されます。つまり、ただの新しいアイデアではなく、実績に基づいた信頼性のある講義法が求められるのです。

観覧と申し込み


ファイナリストの発表はオンラインで視聴可能で、希望者は観覧申し込みフォームに登録することができます。先着順で対面での観覧も可能となっており、定員は30名です。観覧希望者は、12月初旬頃から申し込みが開始される予定です。

また、碩学舎の教員会員にまだ登録していない方は、この機会にぜひご登録を検討してください。会員には多くの特典が用意されています。

審査委員会と協賛


審査は、山本憲央氏(株式会社中央経済社ホールディングス代表取締役社長)、金山直博氏(株式会社NTT EDX代表取締役社長)、湯浅俊彦氏(追手門学院大学教授)など、各界の専門家によって行われ、厳正な審査が期待されます。また、株式会社NTT EDXと中央経済社ホールディングスが協賛します。

今後の高等教育を担う皆さまが、このアワードを通じて新しい形の教育の実践へと挑戦することを楽しみにしています。


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