相坂勇人氏がREVISIOエグゼクティブフェローに就任
2023年、テレビ業界に新たな風を吹き込む動きがあった。その中心にいるのは、元博報堂常務執行役員の相坂勇人氏だ。彼がREVISIO株式会社にエグゼクティブフェローとして加わることが発表された。
就任の背景
近年、テレビ視聴環境は大きく変化しており、特にコネクテッドTV(CTV)の普及により、広告主や広告会社、放送局のニーズが変わってきている。従来の「届いたか」という評価だけでなく、「視られたか」を測定するアテンションデータの重要性が増している。
REVISIOは、独自の人体認識技術によって視聴態勢データを提供し、すでに250社以上のクライアントに利用されている。相坂氏の参加によって、広告会社や放送局と深い関係を築き、業界全体におけるデータの浸透を加速させる狙いがある。
相坂氏自身、30年以上のキャリアを持ち、博報堂ではマーケティングおよびメディアビジネスの先頭で活躍してきた。特に動画配信サービスの黎明期にはOTT領域をまとめ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)ではCOOとしても活躍。このような経験を生かし、業界全体に変革をもたらすことが期待されている。
相坂勇人氏のプロフィール
相坂勇人氏は、1988年に博報堂に入社以降、大手クライアントのマーケティング業務を担当し、動画配信サービスの立ち上げにも深く関与した。特に2022年から2025年にかけては、日本広告業協会のテレビ委員会委員長として、テレビメディアの活性化に寄与した。2026年にはアウターブレインオフィスを設立し、複数企業のアドバイザーも務めている。
相坂氏の展望
「テレビの価値を量だけではなく質で語ることができるように、REVISIOのアテンションデータは広告業界が長く求めてきた新たな共通言語になると信じています」と相坂氏はコメントしている。彼は、広告業界とメディアの双方の立場でテレビビジネスの変革を推進する方針を表明し、業界が直面する構造転換の中でREVISIOが果たす役割を強調した。
郡谷社長の期待
REVISIOの代表取締役社長、郡谷康士氏は「彼のような広告会社とメディアビジネスの両方を熟知する人物が加わることは、我々にとって非常に貴重な資産です」と語る。相坂氏の参加により、放送局と広告会社との共創をさらに深め、テレビメディアの価値向上に貢献すると強調している。
REVISIO株式会社とは
REVISIO株式会社は、人体認識技術を用いて視聴態勢データをリアルタイムで取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供している。家庭のテレビに設置された機器によって、視聴者の注視データを取得し、数多くの企業に活用されている。特に関東エリアでは2,000世帯、関西エリアでは600世帯からデータを取得しており、その精度と信頼性が高く評価されている。
相坂氏の就任によって、REVISIOが新たな一歩を踏み出すことが期待される。業界全体でのデータの活用が進む中、彼の経験と視点が大きな貢献を果たすことになるだろう。