新しいライブラリ「茶寮香嵐渓文庫」が2025年にオープン！文化と自然が共存する特別な空間

新たな文化空間「茶寮香嵐渓文庫」2025年にオープン

株式会社ひらくが制作を手掛ける新しいライブラリ「茶寮香嵐渓文庫」が、2025年12月6日（土）に愛知県豊田市にオープンすることが発表されました。このユニークな施設は、入場料を支払うことで約2,000冊の本に囲まれた特別な空間を楽しむことができる、入場料制のライブラリです。

施設の特徴

「茶寮香嵐渓文庫」は、自然豊かな香嵐渓の景観を生かした設計が魅力です。この施設は、食事処「香嵐渓一の谷」に隣接しており、かつての土産物店をリニューアルしたもので、心地よい古民家の雰囲気を大切にしたデザインです。入場料を支払うことで、ゆったりとした環境の中で本を手に取ったり、地域の美しい景色を楽しむことができます。

ブックディレクションと空間演出

ひらくが手がけたこの施設では、新刊書籍はもちろん、古書や絶版本、さらには廃刊された雑誌まで揃った、時間を超えた本の空間をクリエイトしています。これにより、訪れる人々は、時代を超えた文学に触れたり、新しい発見を楽しんだりできます。本棚は文学の歴史を感じさせるよう工夫されており、明治時代の文豪から現代の人気作家に至るまで、多様なラインナップを楽しむことができます。

デザインと居心地

このライブラリは、子どもからシニアまで誰もがくつろげる空間として設計されています。茅葺き屋根はそのままに、広々とした約60畳の古民家がリノベーションされ、リクライニングチェアや掘りごたつ、大きなクッションなど、多様な座席スタイルが用意されています。これにより、訪れる人々は本を読みながら心地よいひとときを過ごせます。