国山ハセンと別所哲也が新たな映像の未来を切り拓く「THINK by BRANDED」発表イベント
2025年9月30日、東京の赤坂インターシティにて、国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」が新たに展開するプロジェクト「THINK by BRANDED」の発表イベントが開催されました。アメリカのアカデミー賞公認のこの映画祭は、ブランデッドムービーの重要性を強調し、企業や自治体が映像コンテンツを通じてブランドメッセージを効果的に伝えるための知識やスキルを学ぶ場を提供することを目的としています。
イベントには、SSFF & ASIA代表を務める別所哲也氏と、ビジネス映像メディアPIVOTのプロデューサーでもある国山ハセン氏が登壇。この新しいプロジェクトが、企業や自治体にとってブランデッドムービーを制作するうえでいかに役立つかを討論しました。
プロジェクトの経緯と目的
このプロジェクトは、企業や自治体がブランデッドムービーを制作するための年間セミナーシリーズとして構想されています。日鉄興和不動産株式会社との連携のもと、全5回にわたるセミナーとワークショップを通じて、ブランデッドムービーの魅力を探る機会を提供。今後のセミナーでは、ストーリーテリングや映像制作のノウハウに加え、企業がそのメッセージを映像でどのように表現するかを重点的に学ぶ内容となります。
日鉄興和不動産の髙島氏は、企業のブランディングは「考え続けること」にあると述べ、参加者と一緒に新しいアイデアを研究する意義を強調しました。また、国山氏は「ブランデッドムービーの本質は情報の奥深さにあり、企業が伝えたい思いを深く掘り下げていくこと」とその可能性について語りました。
セミナーの詳細と今後の展開
本プロジェクトの第1回セミナーは、10月22日に開催されるSSFF & ASIA 2025の一環として予定されています。セミナーのテーマは「企業の“人格”を映像で伝える:広告と映画の間にあるブランデッドストーリーテリング」です。このセミナーでは、博報堂の木村健太郎氏が登壇し、カンヌライオンズでの受賞作品や最新のブランデッドムービーに焦点を当てます。残りのセミナーは12月、翌年2月、4月、6月にわたって、各回異なるテーマで開催される予定です。
これに対し別所氏も「全5回を通じて参加し、新たなプロジェクトのアイデアを育てていってほしい」と参加者に呼びかけました。特に、参加者が自らのブランドを持つ「物語の種」を考え、映像を通じてその魅力を伝える方法を探ることが期待されています。
注目のブランデッドムービー作品
発表イベントでは、イギリスやカナダの企業が制作したブランデッドムービーも上映されました。国山氏は具体的な作品として、日本における日鉄興和不動産のムービーを例に挙げ、「温かみのある内容が心に響いた」と述べ、その企業の姿勢が作品にどのように表れているかを強調。参加者らも映像作品の力を再認識した様子でした。
全体を通じて、映画祭は企業と地域の共創による新しいブランディング手法や映像制作の可能性を広げる場ともなるでしょう。何度も繰り返されるテーマは、映像で表現できる可能性の大きさです。
イベントまとめ
THINK by BRANDEDは、映像マーケティングの新しい潮流を感じさせるプロジェクトであり、参加者たちは今後のセミナーを通じて、実際に企業や団体のブランディングに貢献できる知識を得ることができるでしょう。
イベントデータ
- - 名称: THINK BY BRANDED 発表イベント
- - 日時: 2025年9月30日(火)18:00-19:30
- - 会場: 赤坂インターシティ THE AIR噴水前
- - 登壇者: 別所哲也、国山ハセン、髙島一朗
- - スケジュール: 18:00 イベントスタート、トーク、上映、19:30 終了
今後の展開がますます楽しみな「THINK by BRANDED」に注目です!